ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

Artglorieux(アールグロリュー) 
GINZA SIXで“欲しい”アートに出会う

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シリコンバレーのベンチャー起業家が自宅に飾ったり、日本人若手経営者が米作家バスキアの作品を123億円で落札するなど、アートに関心を持つエグゼクティブ達が近年は目立つ。所有する満足感、アートが秘める資産性も関係しているようだが、いざ自分も手にしたいと思っても、何から始めどこに行けばいいかわからないのが実情だ。ところがいま、そんな彼らにふさわしい場所が「GINZA SIX」にあるという――。

アートの中心地に姿を現した
いままでにないギャラリーとは?

「アート」と聞くと憧れを覚える一方で「難解」「買い方がわからない」といった声がよく聞こえる。アパレルや時計、自動車のように楽しみながら購入できる場所があれば距離はグッと縮まるのだが、そんなところはないだろうか?

こういったニーズに応えてくれる場所が、2017年4月、銀座6丁目に登場した、文化・商業の複合施設「GINZA SIX」にある。

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銀座といえば、日本における文化と芸術の発信地。歴史のある百貨店、さらには個性的なギャラリーが軒を連ね、国内のみならず海外のエグゼクティブが訪れる場所としてもご存知の通り。「GINZA SIX」も彼らを意識していて、ファッションからビューティー、ライフスタイルまで、国内外の有力ブランドがテナントとして出店している。

目を引くのは、施設中央に位置する大きな吹き抜け空間。世界のアートシーンで活躍する前衛芸術家の草間彌生が手掛けた新作のインスタレーション『南瓜』が展示されていて、オーディエンスの目を引くという格好だ。ここからも「GINZA SIX」のアートに対する姿勢が伺えるのでは?

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*インスタレーションの展示は2018年3月21日(水・祝)まで。

そんな同所5階に施設開業と同時にオープンしたのが、百貨店として400年以上の歴史を持つ、大丸松坂屋百貨店が運営するギャラリー「Artglorieux(アールグロリュー) GALLERY of TOKYO」だ。培ってきたDNAを活かしつつも、これまでにないギャラリーを明示する場として誕生した。フランス語でart(アール)は「芸術」、glorieux(グロリュー)は「輝かしい」「栄光の」という意味。時空を超えて輝き続けるアートを発信するのが狙いだ。

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「GINZA SIX」を5階まであがり歩みを進めていくと、会員向けの「LOUNGE SIX(ラウンジシックス)」が。同施設で年間の利用額に応じて一部の顧客が利用できるラグジュアリースペースだが、「Artglorieux」のエントランスは、その隣。ここからも、このギャラリーが意識する層がわかる。

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