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中東の覇権争いに巻き込まれるドバイ

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5年以上ぶりに、コロナ禍がおさまってからは初めてドバイを訪れましたので、その時の様子をレポートします。

アップデートしつづけるドバイ

前回は2018年の春にドバイを訪れ、その時の様子についてはこちらのコラム「UAE 1/3 世界を騒がせたドバイの今」で紹介しましたが、今回は前回訪れた時にまだ計画の初期段階だった巨大プロジェクトが続々と完成していました。今回、宿泊したアトランティスドバイのロイヤルタワー(上の写真)も、前回訪問時にようやくショールームが完成したタイミングでしたが、今回はきちんとホテルとしてフルに開業していました。

アトランティスドバイは南アフリカのホテル運営会社が、海に沈んだ伝説の大陸からその名をとったホテルブランドの2軒目として、2006年に最初のパームタワーが完成しました。

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パームタワー

このパームタワーもその名にふさわしい豪華かつ1,500室以上の巨大なホテルですが、今回宿泊した2つ目のタワーであるロイヤルタワーはそれをはるかに上回る豪華な建物と空間になっています。

ロイヤルタワーの外装は巨大なジェンガのようになっていて、その高さも通常のビルであれば50階以上に相当するようなとてつもない規模です。

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ロイヤルタワー

内装もファンタジー感が前面に出ているパームタワーと打って変わって、シックな色とメタルを多用したギラギラな豪華さが満載の空間に仕上がっています。

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ロイヤルタワーに入居しているレストランも各国でミシュランの星を獲得している高級なブランドばかりで、今回はNOBUで食事をしましたがどの料理もレベルが高く、かつ寿司を調理する所が客席に取り囲まれたオープンキッチンで見られるようになっているので、大人にも楽しい食事体験となりました。

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私たちが食事したタイミングも、日本人は私たち家族だけでいろいろな人種の人々が大人数で楽しそうにお寿司を食べていました。

このアトランティスドバイのロイヤルタワーだけではなく、世界最大の観覧車や巨大な額縁のような建物でそれでバージハリファなどのドバイの象徴的な建物をうまく囲って写真をとると、とても映えるものとなるドバイフレームなど、続々と新たな建造物ができていました。

岡村聡

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