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ヘリコプター 購入編(前編)

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シリーズ初回では(初回を読む)ヘリの免許を取得することのメリットを中心にお伝えしたが、今回は実際のヘリの機体について見ていこう。ヘリの種類による免許の違いや各メーカーの特徴や代表モデル、購入のための諸費用、カスタムオーダーなどについてメインに解説する。後半ではヘリポートの設置基準、格納場所の費用についても説明するので、こうご期待。

エンジンにより異なる免許の種類  

ヘリのライセンスは大別すると自家用操縦士と事業用操縦士に分かれていて、前者は趣味としてヘリを操縦できる免許であり、後者はヘリに関連する事業をする際に必要な免許である。はじめてヘリの免許を取る場合はまず自家用操縦士を取得してから事業用操縦士にステップアップする必要がある。

また、最大重量が3,175kg以下のヘリの免許は3つの基準で分類されている。「水上機か陸上機か?」、「エンジン数は単発か多発か?」、「ピストンエンジンかタービンエンジンか?」の3項目である。最大重量が3,175kgを超える大型の機体は型式限定ライセンスとなり、その機体ごとの免許が必要となる。以下、陸上機をメインにライセンスの種類とその代表機種を紹介する。


陸上単発ピストンエンジン  

その名のとおり、ピストンエンジンを単機積んだ機種のこと。単発ピストンエンジンの代表的な機種として知られるのがロビンソン・ヘリコプターのR22とR44であり、ともに自家用機として世界中で乗られている。R22は2人乗り、R44は4人乗りの機種で、運用維持費がリーズナブルなことから免許取得のための訓練機としても広く利用されている。

ロビンソン・ヘリコプターR22

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(画像提供:アルファアビエーション)

40年以上にわたり数多くのパイロットに乗られてきたアメリカのロビンソン・ヘリコプターのロングセラー機種で、2人乗り。維持費用も手ごろなため多くのスクールで訓練生のために導入されている。価格は諸費用込みで3,500万円程度。

ロビンソン・ヘリコプターR44

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(画像提供:アルファアビエーション)

1990年の開発から約25年にわたって大空を駆けているベストセラー機。4人用の自家用ヘリとして国内外で広く利用されている。「ピストンヘリの価格でタービンヘリの性能を手にできる」というキャッチフレーズのとおり、快適なフライトが期待できる。購入にかかる諸々の費用は6,000万円程度。


陸上単発タービンエンジン  

単発ピストンエンジンよりもパワーのあるタービンエンジンが単発で搭載された、いわゆるジェットヘリと呼ばれる機体のこと。人数は5~6人乗りがメイン。ロビンソンのR66、エアバス・ヘリコプターズEC120 コリブリなどが代表機種。タービンエンジン機の購入には、1億円以上の費用がかかることを覚えておきたい。

ロビンソン・ヘリコプターR66

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(画像提供:アルファアビエーション)

ロビンソンR44のハイグレード機種。5人乗りシートはゆったりと広く、荷物室にはゴルフバックやスーツケースが入る余裕のある空間となっている。諸費用込みの価格は1億3,000万~と、タービンエンジンを搭載した機種の中ではリーズナブルなプライス。

エアバス・ヘリコプターズEC120コリブリ

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世界最大手のヘリコプターメーカー、エアバス・ヘリコプターズが開発する単発タービン機。「コリブリ」とはハチドリこのことで、コンパクトなボディに低騒音が特徴の5人乗り機種。ローコストの訓練機としても広く利用されている。

エンリッチ編集部

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