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The Style Concierge

ヘリコプターを持つ 第1回

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ヘリコプターを自分の手で操縦することに興味を持つビジネスエリートが増えているという。数々の高級外車にヨットやクルーザーを乗りこなしてきた彼らは、なぜ空に向かうのか。大空を自由に飛びたいという子どもの頃からの夢?パイロットになるため?自らの事業に活かすため?

本企画ではヘリコプター免許を取ることのメリットから、実際にヘリを所有するオーナーや自ら操縦桿を握るエキスパートへのインタビュー、具体的な免許の取得プロセスまでさまざまな角度からヘリの魅力を徹底特集。

*2015年2月掲載の記事を一部再構成してお届けします

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大空へのライセンスは、ビジネス、プライベートを問わずあなたのライフスタイルをよりいっそう充実したものにしてくれるだろう。

ヘリ免許取得にかかる時間は、半年~1年

「やっぱり空を飛んでみたいという長年の夢をかなえたい、純粋に空を飛びたいという思いから入学される方が多いですね。一昔前と比べて、最近ではパイロットは人気職業ではないかもしれませんが、空を見上げて鳥のように飛びたい、そんな思いの方が多いですね」と語るのは、今回お話を伺った航空会社アルファーアビエィションの谷田貝氏。同社は約30年にわたり無事故で多数のヘリパイロットを輩出している養成スクールを運営するほか、ヘリの実機販売も手がけている。

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「自分でヘリを操縦して、誰にも邪魔されずに澄んだ青空を飛ぶ」。男なら誰しも一度は憧れるシチュエーションかも知れない。実は、ヘリコプター免許は早い人で半年、仕事をしながらでも1年ほどの時間があれば充分取得が可能なのだ。車と違い渋滞にはまることもなく、ジェット機のように広大な滑走路がなくても離着陸ができる。日本の大空を飛ぶには、小回りの効くヘリコプターはうってつけの乗り物と言える。

ある程度広い場所があれば、国土交通大臣の許可を取ってヘリコプターの場外離着陸場として使うことができる。たとえば自身の別荘地に許可を申請すれば、そこをヘリポートとして利用できるのだ。また、羽田と成田以外の空港や飛行場なら小型ヘリでも離着陸可能。そういう意味で飛行機よりも手軽に乗り回せるヘリは、ビジネスエグゼクティブであれば普段の移動手段としても使える。国内ではおおよそ600~700万円の費用でヘリ免許が取得できる。

エンリッチ編集部

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