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ヘリコプターを持つ 第1回

事前に押さえておきたい免許の種類

大別してヘリコプターの免許は「自家用操縦士免許」と「事業用操縦士免許」にわけられる。簡単に言えば前者は個人の趣味としてヘリを楽しむための免許で、後者はヘリを使用した事業をするために必要な免許と言える。その違いを以下にまとめたので確認してほしい。

「自家用操縦士免許」- 個人の趣味としてフライトを楽しむことはできるが、運賃を取って人を乗せるなど商用の飛行はできない。しかし、会社で購入して移動や視察、福利厚生などに使うことは可能。

「事業用操縦士免許」- 海上保安庁や消防庁、警察など官庁の仕事から、遊覧飛行のパイロット、報道ヘリやドクターヘリの操縦といった民間の仕事まで、事業用ヘリを乗りこなすために必要な免許。

実は日本は世界有数のヘリ大国

意外に思われるかも知れないが、日本は世界で5本の指に入るヘリコプター保有国だということを知っているだろうか。民間のヘリで800機弱、自家用のヘリはそのうちの250機を占めるという。

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かつてバブルの時代には世界2位、3位だったこともあるといわれるほど、日本はヘリ大国だったのだ。ちなみに1位はアメリカで、その数はなんと1万機以上。

日本のヘリオーナーはどんな機種をどんな用途で乗りこなしているのか? 次回からは、実際にヘリコプターを所有する方々へのインタビューや、購入するにあたって押さえておきたいロビンソンやアグスタ・ウェストランドなどの代表的なヘリコプターメーカーと機種の説明、エンジンの種類についての知識、税制についても触れる。一機数千万~数億円というヘリの資産としての価値はいかなる物なのか? 空を縦横無尽に駆けるヘリの魅力を余すところなく紹介していく。

➡︎ シリーズ|ヘリコプターを持つ


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エンリッチ編集部

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