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【44】バランス型ファンドのデメリットとは?

資産デザイン研究所代表の内藤忍氏が、資産形成にまつわる悩みや質問に答える、本シリーズ。今回は「バランス型ファンド」がテーマです。内藤さんはネガティブに捉えているようですが、その理由を語ります。

バランス型ファンドのデメリットとは?

Q(質問者):内藤さんは、書籍などでバランス型ファンドに対してネガティブなコメントをしています。初心者であっても投資しない方が良いのでしょうか?

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A(内藤氏):バランス型ファンドとは、ひとつのファンドに日本株、債券、不動産など、複数の種類の投資対象資産が入っている商品のことを指します。最初から必要なものがセットになっている、レストランで言えばお任せコースのような投資信託と言えるでしょう。

バランス型ファンドのメリットは、ひとつのファンドだけで分散投資が出来てしまうこと。
わざわざ複数の商品を買いつける必要がなく、それだけでいくつものアセットクラスにアクセスしますから、手軽にローリスク運用が実現するというのが、よくあるセールスポイントです。

ただし、問題もあります。例えば資産配分比率は固定されていて、自分の理想通りにオーダーメイドすることはできません。体型が違うのに、ワンサイズの洋服でフィットさせるようなものです。

またバランス型ファンドと他のファンドを合わせて投資すると、資産全体のアセットアロケーションを管理するのが逆に煩雑になります。ファンドの中身をチェックして構成比率をファンド毎に足し上げるという作業が必要になるからです。

内藤忍

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