ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

2018 年始特別編 1/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。2018年最初は「特別編」として、クレジットカードや共通ポイント、決済等に関する旬のトピックを紹介しよう。ーーー

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エンリッチ読者の皆さん、あけましてめでとうございます。ポイ探の菊地崇仁です。

昨年は、プレミアム系クレジットカードや共通ポイント、モバイル決済など、旬のサービスを中心にお話してきました。今年も付加価値の高い情報をお届けいたしますので、よろしく願いいたします。

前回は、「アメックスプラチナ」と「ダイナースカードプレミアム」という、プレミアム系クレジットカードの両雄といえる2枚のバースデー特典、さらには「エポスプラチナカード」「ミライノカード」「JCBプラチナ」といったプラチナカードの新ラインナップにも触れました。いずれも、プラチナカードとしてのスペックは備えつつ年会費はリーズナブルであることが特徴です。付加価値の高さという点で申し分なく、今後もこういったカードが登場すれば誌面で取り上げていきましょう。

プレミアム系クレジットカードは
本来の役割に回帰するように

今回は、昨今のカードやポイント、決済にまつわるトレンド、今年の動向についてお伝えします。

一昨年~昨年にかけては、プレミアム系クレジットカードがそれなりに新規発行されました。年会費は3万円台~10万円台と幅広く、ホルダーの視点に立つと選択肢の幅が広がったと受け止めることができます。

これらのカードに共通するのは「還元率は低いが付帯特典が充実」していることです。もともと、プレミアム系クレジットカードとはそういうものでしたが、付帯特典は目に見えづらく、意識しないと使わないというケースもあります。そこで、決済に対する付加価値を上げる意味で還元率を高くしていましたが、近年は原点回帰したように思います。

還元率は1%くらいですが、空港ラウンジ、空港宅配、宿泊系や飲食系の特典、ポイント有効期限の延長といった特典が目白押しで、年会費3万円ほどのカードならグルメ系のサービスを何度か使えば、軽くコストはペイできるほどです。国内外の旅行傷害やショッピングガードといった保険もしっかりと付帯しているので、リーズナブルながらメインカードとして使っても問題ありません。

菊地崇仁

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