ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

国際色豊かな街リスボン

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今年の夏にポルトガルの街をあちこち1ヵ月ほどかけて旅したので順番に紹介していこうと思います。

外国人が快適に過ごせる街

今年の夏はまず6月後半から2週間ほどバルセロナに滞在して、その後に英国のボーディングスクールに居る上の子をピックアップするためにロンドンに移動して、その後リスボンとポルトを中心として1ヵ月以上にわたってポルトガルを旅しました。

バルセロナに滞在するのは3度目でしたが、今回は今までで最も街の中心部から離れたところに滞在していたこともあり、街中では殆ど全く英語が通じずに苦労しました。近所のカフェやレストランでも英語のメニューはほぼなく、グーグルのアプリで写真を撮りながら英語に翻訳して何とかオーダーしました。

直前にこの経験をしていたため、リスボンに来てから街の中心部ではほぼ英語で生活できる環境にホッとしました。また、英国やスペインでは利用が禁じられているUberを使って、ポルトガルでは一般車両を気軽に手配でき、費用もタクシーの2分の1~3分の1程度と非常に安いのもとても便利でした。

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リスボンの街中を歩いていてすぐに気づくのが、中心部の歩道の殆どがタイルで舗装されていることです。私はランニングが趣味で、リスボンでもほぼ毎日街中を10km近くランニングしていましたが、正直坂道が多くかつタイル張りの歩道は走りにくかったですが、ただ観光する分には、遠目から真っ白に見えて美しいです。

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街の中心部にあるロシオ広場

道路だけでなく広場も全面タイル張りとなっていることも珍しくなく、さらに建物も「アズレージョ」と呼ばれる美しく彩色されたタイルで装飾されています。

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リスボンは海沿いの高低差が大きい地形に沿って広がっているために、街中をケーブルカーがいくつも走っています。また、この高低差を利用して道路が上下に交差している光景も数多く見られます。

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サン・ジョルジェ城側からの眺め

今回は街中心部の高台にあるサン・ジョルジェ城を訪れましたが、海と色合いが統一されながら急峻な崖に沿って広がる街並みが一望できて圧巻でした。

岡村聡

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