ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

アプリやウェブによる個人間送金 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。今月のテーマは個人間送金。利便性の高いサービスとして、最近は利用者が増えているという。(1/3から読む)ーーー

銀行口座からお金を送金
キャッシュアウトできるサービスも

これまで、個人間が送金を行うといえば、銀行を利用するのがメイン。例えば、遠方に住むお子さんに仕送りをするなら、親の銀行口座から子供の口座へ振り込むというのが一般的でした。あるいは、複数人で食事をするのに会費を集めるにしても、現金で徴収するというのが多数。ところが昨今、こういった状況に変化が起きつつあります。それが、アプリやウェブサービスを使った個人間の送金です。

ひとつが、LINEの送金・決済サービス「LINE Pay」です。そもそも「LINE Pay」は、チャージをすると加盟店で買い物などができるというサービス。言うなれば、プリペイド型の電子マネーに分類されます。チャージするには、銀行口座やコンビニでの店頭支払い。Pay-easyを通じて各種ATMや銀行口座からチャージすることも可能です。

さらに「LINE Pay」には送金機能が用意されていて、「LINE Pay」ユーザー同士であれば、支払い金額やメッセージを入力するだけで、相手の「LINE」に支払い金額が入金。銀行など金融機関を介することなく、個人間でお金のやり取りが行えるというわけです。

ちなみに「LINE Pay」には、支払い依頼先・請求金額・メッセージを入力する「支払い依頼」、合計金額と参加メンバーを入れると、均等に割られた金額をそれぞれに請求する「割り勘」機能も付いています。幹事を任された人だけではなく参加者にとっても利便性が高く、直接会うことなく、かつ手数料もなく送金ができるので、非常に便利といえるでしょう。

菊地崇仁

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