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国際化が進む温泉リゾート箱根

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先日、家族で箱根に滞在してきたいのでその際のことをレポートします。

宿泊客の過半が外国人

家族そろって日本に帰国するのはお盆とお正月の年2回だけで、特に普段は常夏のシンガポールで暮らしているために年末年始に帰省するときには、日本の冬を楽しみたいと温泉には毎年行くようにしています。

東京から近い箱根にはよく行きますが、今年はベビー連れだったのでこれまで宿泊していた旅館では何かと不便かもしれないと考えて、ハイアット・リージェンシー箱根に宿泊しました。以前から、年々箱根の街中を歩く観光客の中に外国人が増えてきていると感じていましたが、ハイアットの宿泊客はざっと見た感じで7割方海外からの観光客でした。

ベビー連れということもあって、たくさんの宿泊客から話しかけられたので、どこから旅行に来ているのか聞いてみると、近隣のアジア諸国からだけではなくオセアニアや欧州からの観光客もかなりの数来ていました。

やはりここ数年、欧州の主要都市でテロが頻発して、今年のクリスマス前後にもテロが起きるのではないかと不安に感じたので、そうした心配が少ない日本をクリスマス休暇の旅行先に選んだという声が多かったです。

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日本のリゾート地で外資系ホテルに宿泊するのは初めての経験でしたが、部屋の間取りも広々としていて天井も高く、バス・トイレもゆったりとしたスペースが確保されており、どこの国から来ても違和感なく快適にリゾートライフが送れるようになっていました。

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大浴場も露天風呂など温泉旅館にあるような多彩な施設はありませんが、数十人が入れるほど大きな浴槽が用意されていて、外国人観光客にとってはプールリゾートや欧州にあるテルメのようなアミューズメント施設感覚で、日本の温泉を楽しめて好評の様でした。滞在中に話をした外国人観光客の多くが、1日に何度も大浴場に行って温泉を楽しんだと話していました。

岡村聡

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