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The Style Concierge

バリ島の学校も世界最先端を行く

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前回はバリ島に世界最先端の高級ホテルブランドが集まってきている話を紹介しましたが、今回はバリ島が教育の場としても注目されていることを紹介します。

ジャングルの中にあるグリーンスクール

そもそも今夏にバリ島を訪れた目的は、上の子を夏休みの間にグリーンスクールのサマープログラムに通わせるためでした。グリーンスクールは、バリ島を訪れる観光客の多くが滞在するヌサドゥアやジンバラン、スミニャックといった島南部のエリアからは遠く離れたウブドの郊外のジャングルの中に位置しています。

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今回は、子供を1週間グリーンスクールのサマープログラムに参加させましたが、上記のように主要な観光地から遠く離れていて適当な宿泊施設がなかったので、Airbnb(エアビー)を利用しました。1泊2,000円程で、Wi-Fiがなく携帯の電波が弱いことを除けば快適に滞在できました。

後述するようにグリーンスクールはなるべく人工物を排して、自然物でキャンパスが作られています。そして、グリーンスクールの近くには同じコンセプトのグリーンビレッジという集落があって、レストランも併設されているので、子供を学校に送り届けてから私は日中ここでWi-Fiを使いながら仕事をしていました。

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エアビーでは食事が出ないので、友人ファミリーと食事をしにウブドに行く時以外はここで夕食も取ったので、1週間の滞在でしたがここのスタッフとは顔なじみになりました。

ただ、母子でグリーンスクールを訪れる方には、エアビーでの滞在をあまりオススメしません。それは、グリーンスクールやグリーンビレッジに行くために10分ほど歩かなければなりませんが、歩道がなく歩きづらい上に野犬が多数いるからです。もちろん、大人の男性であれば大丈夫でしょうが、女性と子供だけでは恐怖を感じるほどの大きな野犬も走り回っていました。

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普段、シンガポールの人工的な環境で生活をしているので、刺激を与える意味もあってグリーンスクールのサマープログラムに参加させたので、子供には良い体験だったと思いますが母子留学を考えている方には注意が必要です。

また、ヌサドゥアなど主要なリゾートエリアであれば問題なく使えるウーバーなど配車アプリのサービスも、グリーンスクールの周りでは現地のタクシードライバーから反感を買っており、ウーバードライバーの車にわざと衝突させて怪我をさせる事件まで起きており、多くのウーバードライバーが怖がって寄り付かないので、他のエリアに移動するのも一苦労でした。ちなみに、ウブドでもウーバーは同様の理由で中々つかまりませんでした。ただ、母子であっても親も宿泊できる施設がスクール内には用意されていて、子供だけのものよりは短いですが2泊3日で子供と一緒に親もグリーンスクールの自然を満喫できるプログラムも用意されているので、関心のある方は自分にあったプログラムと滞在方法を吟味してみてください。

岡村聡

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