ハリウッドスターが暮らしたバンガロースイートに宿泊
「ザ・ビバリーヒルズ・ホテル」には、バンガロー23棟を含む210の客室があり、1940年代のハリウッド風に贅沢に飾られたパティオ付きやバルコニー付きなどひと部屋ごとに趣きが異なる。
ステイしてみたいのは、バンガロータイプの客室。広々としたプライベートガーデンに囲まれたバンガローの豪華さは、まるで映画のセットのようだ。庭の小道は、足音が立たないようにカーペットが敷かれている。オーダーメイドの羽毛布団や大理石のバスルームの豪華さに加えて、オプションで、バトラーサービスを利用できる贅沢の極みも経験できる。

なかでも、ロサンゼルスの都会の真ん中でリゾートホテルのような滞在を満喫できるのは、プレジデンシャルバンガロー(約170㎡)。庭園を望む専用パティオに屋外シャワー付きのプライベートインフィニティプールが備えられている。広々としたリビングルーム、キッチン付きダイニングルーム、大理石のバスルームを備えたゴージャスなスイートルームだ。
特にこだわり抜いて作られ、スターたちに愛されたバンガロールームもある。
マリリン・モンローが住んでいたバンガロー1。暖色系をベースにした落ち着いたトーンのインテリアがモンローのお気に入りだった。淡いピンク色で統一されたバスルームに用意されているバスアメニティは、もちろんシャネルの5番。モンローが愛用した香水だけを纏って眠ったベッドは今も使われているのだろうか。
フランク・シナトラがよく利用していたバンガロー5は、プライベートプール付き。オフホワイトを基調にブルーを配したシックでモダンな空間には、ゴールドがさりげなく散りばめられ、ゴージャスでありながら気品ある空間がシナトラらしい。
エリザベス・テイラーが利用していたバンガロー22は、ガラス張りになっており、リビングに置かれたグランドピアノが存在感を放つ。開放的で華やかな「伝説のバンガロー」と呼ばれ、広大なトロピカルガーデンの庭の中央に暖炉とベンチが置かれている。エリザベス・テイラーのこだわりが詰まった夢のような空間が広がる。








