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Dorchester Collectionの品格1 ザ・ドーチェスター(London)

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比類なき伝統を守りながらも時代に合わせバージョンアップ

ドーチェスター・コレクションは、世界的な高級ホテルグループ。世界の王族、セレブ御用達の歴史と文化が香るゴージャスなホテルとして、ホテルラバー憧れの的となっている。ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ビバリーヒルズなどに10軒あり、2023年にはドバイにオープン、2028年には東京に開業を予定している。一度は泊まってみたい、このドーチェスター・コレクション、プライベートな旅はもちろん、出張にも利用したい。全3回で3軒を紹介しよう。

ドーチェスター・コレクションの中でも、ロンドンのザ・ドーチェスターは、世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテル といっても過言ではない。1931年の創業以来、各国の王室、ハリウッドスター、世界のセレブリティを迎えてきた。まず、外観だけでも圧倒される、その格調の高さはほかのホテルの追随を許さない。

ロケーションは、ロンドンの中心地に位置し、観光の拠点としても最適だ。ハイドパーク、パークレーン、メイフェア、ボンドストリートと、ロンドンのさまざまな魅力を満喫できるエリアにあり、バッキンガム宮殿、百貨店ハロッズ、ナショナルギャラリーなど、あらゆるロンドンのランドマークを徒歩で巡ることができる。

レジェンドデザイナーによるリニューアルが話題

エレガントなドアマンに扉を開けてもらい、一歩足を踏み入れれば、アールデコ様式を基調とした英国調クラシックな空間が広がる。重厚感が圧巻だった老舗は、2022年、2人の著名デザイナーにより客室などを全面的に改装され、よりモダンで現代的な快適さが実現された。

まずは、「ザ・プロムナード」。

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名前の通り、「散歩道」といった風情のエントランスから格式高い通路は、レジェンドデザイナー、世界各国の名だたるホテルや東京・銀座のロオジエも手がけた、フランス人のピエール・イヴ・ロションによるデザインにより装いを新たにした。パウダーピンクとゴールドカラーを基調に、食器やインテリア、カーペットに花柄が配されており、「イングリッシュガーデンを散歩している」というコンセプトが体現されている。エレガントな朝食、コーヒー、ランチ、カジュアルなディナーと、終日営業しており使い勝手も抜群だ。創業以来、「ザ・ドーチェスターのアフタヌーンティーははずせない」と、ロンドンでまず、一番に訪れたい場所としても名前が挙がる。リニューアルした「ザ・プロムナード」のアフタヌーンティーは、今、注目の的だ。

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エンリッチ編集部

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