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ヘリコプター 購入編(前編)


陸上多発タービンエンジン  

タービンエンジンを複数搭載した機体。多発エンジンでローター(プロペラのこと)を回すことでパワーと安定性が生まれる。たとえ、上空でエンストしてももうひとつのエンジンが生きているから安全性も高いのが特徴。このクラスになると航空会社や官庁の航空隊などに配置されることが多い。

アグスタウェストランドA109

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(画像提供:アルファアビエーション

イタリア、イギリス、アメリカに拠点を持つアグスタウェストランド社が開発した多発タービンエンジン機。60年代より開発が進められてきたロングセラー機で、救急から軍事まで幅広い用途に使われている。

アグスタウェストランドGrandnew

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(画像提供:海外物産)

視界が悪くてもCGにより地形及び障害物の位置を3次元表示するSVS( Synthetic Vision System)を搭載した機体。最先端のフルグラスコクピットは数々の自機位置認識システムを装備しており、安全なフライトが実現できる。

エアバス・ヘリコプターズEC135 

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(写真撮影:J o)読売新聞社のEC135 P2「ヘリオス」(JA02YP)

高いシェアを誇るエアバス・ヘリコプターズの代表モデル。最新の技術を結集した高い性能と、環境に配慮した低騒音・低振動設計が特徴。国内では海上自衛隊、警察庁、報道各社の他、ドクターヘリとしても使われている。


形式限定  

ヘリの最大重量が3,175kgを超えると、その機種のみの「型式限定」免許をとる必要がある。国や大手報道企業が保有するレベルの機種と言える。

エアバス・ヘリコプターズAS365

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(写真撮影:J o)オールニッポンヘリコプターのAS 365N2(JA61NH、NHK取材機)

フランス語でイルカを意味する「ドーファン」の相性を持つ機種。用途に応じた装備品を容易に搭載できる上、高速での飛行が可能となっている。救難救助や人員輸送、報道取材に活躍。

エンリッチ編集部

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