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水上バイク免許を取得する!

実技講習の最後は人命救助

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最後は人命救助の訓練。走行中に要救助者を発見したという想定で、要救助者に見立てたブイを水面に投下して、拾い上げます。

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救助は左右のどちらからでも構いませんが、操縦者自身が回収しないとダメ。KOTAさんはスロットルをうまく操作し、船体をしっかりとブイに寄せた後、上手に拾い上げます。「2級小型船舶の時の経験が活きたかな。うまくできたと思います」

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時間にして1時間と少し。一連の実技講習を終え帰港。感想は?

「最初は緊張で肩に力が入りましたが、そのうち楽しさが勝りリラックスしていました。スロットルを回しながら旋回したり、ブレーキがない独自の構造も先生の指導で、うまくなったと思います」

この日の講習で、国家試験の準備は万全ですね。

DAY2:国家試験
講習の成果やいかに

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講習を終えた翌週末。国家試験の会場は同じくKMC横浜マリーナ。「テキストで復習し、ロープワークも毎日練習したから大丈夫です」と、自信をのぞかせます。

国家試験の内容は以下の3つ。

身体検査:視力検査や弁色力などを検査
学科試験:マークシート式で全40問出題
実技試験:マリンジェットの取り扱いから基本操縦、応用操縦までを試験

内容の濃い学科・実技講習のおかげもあり、やれることはやりきったはず。果たして…。

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結果は「合格」。

これで、湖・川および陸岸より2海里(約3.7㎞)以内の区域で、水上バイクを操縦できるように。

「嬉しいですね。ますますマリンアクティビティの幅が広がります」とKOTAさん。

海だけではなく、湖や川でも走らせられる水上バイク。茅ヶ崎や逗子、沖縄、猪苗代湖や浜名湖、琵琶湖、全国各地に人気のゲレンデが広がっています。旅の充実にひと役買うので、みなさんもライセンスを取得しては?


取材協力:KMC横浜マリーナ/ヤマハ発動機株式会社(50音順)
撮影:福田 依子

エンリッチ編集部

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