4種類のロープワークを繰り返し練習
続いてはロープワークの時間。2級小型船舶操縦士免許の講習時にも習いましたが、「記憶が曖昧なところもあるので」としっかり学びます。
2本のロープを結ぶ「一重つなぎ」、パイロンなどにロープの端を固定する「まき結び」など、4種類のロープワークを講師から習います。
1本のロープで輪を作る「もやい結び」、桟橋のクリートに水上バイクを係留する際の「クリート止め」も練習。何度も繰り返して体に覚え込ませます。
講師は細かい手順をレクチャー。それに倣うように手を動かしていくと…完成!「せっかく覚えたのに忘れるとマズい」と、すべてのロープワークを何度もリピートします。最終的には講師が名称を挙げるだけで、手順通り結べるように。「今日の講習がなかったら、思い出せなかったかも。これで安心です」
教習艇に乗り込み、いよいよ河川へ
ロープワークが終わると、いよいよ桟橋へ。目に飛び込んできたのは、川に浮かぶ教習艇。
ここでも発艇前点検を行い、KOTAさんはリヤシートへ。
最初は講師がハンドルを握り、鶴見川まで移動。基本操縦や応用操縦の講習を始めます。
ちなみに、水上バイクが転覆することはまずありませんが、ライフジャケットの着用は義務。サンダルはダメですが服装は特に縛りがありません。ただし、水面近くの気温は低く、走行中は風が体温を奪い水しぶきも浴びます。今回は自前のドライスーツを選択しました。