DAY１：実技講習
教習艇を使って操縦

午後からは実技講習です。主な内容は次の通り。

① 小型船舶の取り扱い：発航前点検、船体外部の点検、エンジン系統の点検、ロープワークなど
② 操縦：安全確認、発進・直進・単旋回、危険回避、8の字旋回、スラローム、人命救助など

まずは、水上バイクの発航前船艇の点検から。講師の指導のもと、異常がないかどうかをチェック。国家試験にもある重要なパートなので耳を傾け、フードやハンドルバンパーといった各部の名称や働き、点検方法を頭に入れます。

水上バイクの推進力はジェットポンプの噴流。スロットルレバーの操作でエンジンの出力が変わるなど、基本的な仕組みも船体に触れて確かめます。

船体をグルっと一周し、ジェットインテーク、ジェットノズル、ドレンプラグのチェック方法も覚えます。

燃料油量や燃料タンクのキャップ、エンジンオイルの確認。実際に拭いて汚れをその目で確かめます。

ライフジャケットや船舶検査書、船舶検査手帳の確認、収納場所もマスター。国家試験では、エンジン、船体、法定備品・書類の確認について、それぞれ数か所の確認が求められます。講師からは、細かい解答方法もアドバイス。