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The Style Concierge

ストック思考が徹底的に身に付いている

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お金持ちとそうでない人には、思考回路において決定的な違いがある。お金持ちの人は、何事もストックをベースに考えるが、お金持ちでない人は、たいていの場合、フローをベースに考えている。ストックをベースにすると、物事に対する考え方が根本的に変わるので、これが成功への近道となる。

お金は消費するために存在しているのではない

実業家は、自分の子どもにまとまったお金を与え、「それで何かやってみろ」と課題を与えることがある。ここで重要なのは、何かのご褒美にお金を上げるのではなく、何かをやらせるために、そして、子ども自身に考えさせるためにお金を与えるという点である。

同じお金を与えるという行為でも、何かを消費するためと、何かを実現するためとでは、天と地ほど違う。

多くの人は、お金というのは消費するために存在すると考えている。仕事をして給料を稼ぎ、生活に必要な額を支出して、可能なら貯金をするというのが一般的なライフスタイルなので、お金は消費するためにあると考えるのはごく自然なことかもしれない。

しかし、このような価値観に縛られてしまうと、資本主義の世の中で成功を掴むのは難しい。

資本主義の世界では、お金は消費するために存在しているのではなく、何かのプロジェクトを実施するために存在している。そのプロジェクトを通じて、さらに大きなお金を獲得するためにお金を使うというのが資本主義における王道である。この感覚がないと、ビジネスや投資では成功できない。

親からお金を託された子どもは、欲しいモノを買うといった消費以外のやり方でお金を有効活用する方法を考えざるを得なくなり、結果的に、ビジネスプランを練るという重要なトレーニングを繰り返すことになる。

脱サラして飲食店を開店したものの、すぐに閉店に追い込まれるケースを耳にするが、こうした失敗の大半は、資本投下とそこから得られるリターンについての感覚が欠如していることが原因である。最初に飲食店の開業ありきとなっており、開業に必要なコストを積み上げで計算してしまう。開業にこぎ着けても、初期の資本投下を上回る収益を上げられず、事業を継続できなくなってしまうのだ。

まとまったお金(つまり資本)をどう活用し、そこからどの程度のリターンを得るのかという感覚がなければ、事業はうまくいかない。ビジネスというのは、究極的には初期投資のお金をどう運用するのかという話なので、場合によっては社債に投資して配当を得る行為とも同列で比較する必要がある。

エンリッチ編集部

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