ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

AUDEMARS PIGUET/オーデマ ピゲ
140年の伝統と革新性を併せ持つブランド

伝統と最先端の融合

今年のSIHHでのブース
2015年のSIHHでのブース

創業から140年というアニバーサリーイヤーの2015年には、毎年スイスで開催される高級国際時計サロンのSIHHで「ロイヤル オーク コンセプト RD#1」を発表した。このモデルは開発に8年をかけて、伝統的なミニッツリピーターの音色を最新の機能を持たせて、現代によみがえらせることに成功した。開発には専門のプロジェクトチームを立ち上げて、スイス連邦ローザンヌ工科大学の協力の下、音量、ピッチ、トーン、音の調和、すべてのバランスが取れた音色を再現。

ロイヤル オーク コンセプト RD#1
ロイヤル オーク コンセプト RD#1

通常、ミニッツリピーターの音色は持ち主が耳を近づけて聞こえる程度の極めて小さいものであったが、本モデルでは数メートル離れた周囲の人間にも聞こえるほど音色を大きくすることに成功している。ミニッツリピーター以外にもクロノグラフとトゥールビヨン機能を搭載した最高級のグランドコンプリケーションだ。

価格:価格・発売時期ともに未定。


ロイヤル オーク コンセプト・GMT・トゥールビヨン
ロイヤル オーク コンセプト・GMT・トゥールビヨン

チタンとセラミックを使用した前衛的なデザインが特徴。ベゼルとリューズを含む操作系ボタンにはスティールの9倍の硬度を持つホワイトセラミックを用いている。超硬度のホワイトセラミックはダイヤモンドのカッターで加工され、通常のスチールの10倍もの時間を要する。

価格:2145万円(税抜価格)


 
オーデマ ピゲの世界観を伝える新たな旗艦店

2014年の5月には銀座に新しいブティックをオープンさせた。内装はスイスのル・ブラッシュを思わせる数々のオブジェと温もりのある木製のファニチャーで統一されている。広々とした店内では、オーデマ ピゲの時計がどのように生み出されているのかを知ることができる「マニュファクチュール」と、カクテルやエスプレッソを味わいながらブランドの世界観に浸れる「ラウンジ」の2つのエリアから成り立っている。定番モデルだけでなく、最新のコレクションも紹介することでコレクターが、「Home away from Home(我が家のようにくつろげる場所)」というブランドのコンセプトを堪能できる空間となっている。

オーデマ ピゲ 銀座

ブランド設立から140年という長い歴史を持ちながら、革新の一歩を踏み続けるオーデマ ピゲ。その間、ブランドの経営は創業者ファミリーの手から離れたことが一度もない。伝統と独立を保ちつつ、常に時計の歴史を更新してきた類い希なるブランド。それがオーデマ ピゲだ。


取材協力:AUDEMARS PIGUET(Japan)Ltd/オーデマ ピゲ ジャパン

エンリッチ編集部

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