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「eギフト」を利用したプレゼント 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。7月のテーマは「eギフト」(1/3回から読む)。今回から、具体的なサービス内容に触れていこう。ーーー

ちょっとしたお礼などに便利で、
手渡しする必要がない

今回からは7月のテーマである、「eギフト」について触れます。これは「ソーシャルギフト」とも呼ばれるサービスで、要はオンラインで気軽にギフトを贈れるサービスのこと。具体的には、店舗で引き換えられる電子ギフトを、メールやLINE、FacebookといったSNSを介してプレゼントができます。「ちょっとしたお礼をしたい」「忙しい部下へのねぎらい」など、大きなモノや現金を贈るまではありませんが、ほんの少し感謝の気持ちを表したい時にはピッタリのサービスで、ここ数年、若者を中心に普及が加速しているようです。

2014年8月にローンチした「cotoko(コトコ)」はそのひとつで、韓国1位の通信会社SK Telecomのグループ会社、SK planet Japanによるサービスです。
使い方は簡単で、会員登録後…

① ギフトを選ぶ
② メッセージを作成
③ 代金を決済

…という、3ステップでプレゼントの発送は完了。対して受け取り側は…

① URLを開く
② チケットを受け取る
③ 交換方法など詳細を確認

…以上でプレゼントがもらえるという仕組みです。ちなみに、購入したチケットを自分で使うこともできます。

取り扱うギフトの種類は幅広く、スタバのドリンクチケットやローソンの買い物券、サーティワンのギフト券、タワーレコードのオンラインギフトクーポン、マリオンクレープなど、様々。気軽にプレゼントができ、受け手にとっても「重くない」ジャンルが目立ちます。

代金の決済は、クレジットカード、キャリア決済、cotocoのポイントやPontaポイントも使えるので、まさに一連の流れはオンラインで完結、手間がかかりません。

このサービスの優れているところは、相手のメルアドやLINEアカウントなど、何か連絡先を知っていればいいことです。なかには、「上司・部下にLINEは教えたくない」という人もいるでしょうが、他のアカウントさえわかっていれば、ギフトを贈ることができます。そういった点も気軽だということです。

ーーー簡単に少額のプレゼントができる「eギフト」。確かに、ちょっとしたお礼に便利だろう。次回も、具体的なサービスに触れよう。

菊地宗仁_300

菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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