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The Style Concierge

銀行系プレミアムサービスの世界 1/3

エンリッチ プレミアムカード 1610

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。10月は、銀行が提供するプレミアム系サービスについて取り上げよう。ーーー

エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。9月は、プレミアム系クレジットカードを中心に、付帯特典のアップデート情報をお伝えしました。とりあけ、トラベル系サービスの拡充が目立ち、これは、比較的お金に余裕のある、シニアを狙っているのかもしれません。

ペイオフ対策のため
複数の銀行口座は必須の時代

そして今月は、銀行系のプレミアムサービスに関して触れたい次第です。

エンリッチ読者のように個人資産が多い方々は、証券会社に資産を預けて株や投信で運用、あるいは保険商品に投じるなど、何ならアクティブに資産運用をしていると思います。

しかしながら、リスク商品だけで運用するのは怖いですから、一定額は銀行の預貯金に回しているのではないでしょうか。とはいえ、1000万円以上はペイオフの対象外ですし、ビジネスなどでも取引のあるメインバンク以外に、多額のキャッシュを預けておくというのも気になります。メガバンクを中心に国内の金融機関の財務状況は安定しているとはいえ、グローバル経済が進展した昨今、リーマンショックのように海外の金融破たんが国内に飛び火する可能性は、今後もゼロではありません。考えたくはありませんが、国内銀行が100%安全とは限りません。そういった意味で、もしもの破たん時に備えて複数の銀行口座を持ち、資産分散をするというのは当たり前のことでしょう。

私も以前にそういった考えで、いくつか銀行口座を持とうと、自宅の近隣にある支店に足を運んだことがありました。ところが、これがなかなかハードルが高くて…ある信金では、在宅している時間帯を尋ねられ、実際にそれを確認しないと口座が開けない、もしくは、別の地銀だと「なぜ、うちに口座を開くのですか?」とまで疑いの目で聞かれる始末…。正直なところ、かなり手こずりました(苦笑)。確かに最近は、振り込め詐欺や口座の売買など、ブラックマーケット対策に銀行も追われているそうですが、これほどまでハードルが高くなっているとは驚きを隠せませんでした。

菊地崇仁

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