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会員向けイベント&トラベルレポート 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。2月はカード会社主催のイベント、海外旅行についてレポートを行っている。(1/3から読む)ーーー

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アメックス・プラチナは
海外利用でポイントが3倍に

東福寺の特別拝観イベントに次いで紹介するのは、サンフランシスコ旅行に関してです。昨年のクリスマス前から今年1月2日までを現地で過ごしました。

とはいえ、単に旅行を楽しむのではなく、いくつかテーマや目的を設けることに。そのひとつが「アメックス・プラチナ」の最大活用でした。というのも、同カードには「海外利用ボーナスポイントプログラム」があり、外貨建て決済をすると通常は100円=3ポイントの付与が3倍になるからです。今回の旅行ではホテルはもちろん、その他もろもろの決済に使いました。

エアラインは羽田-サンフランシスコ国際空港間でJAL便を利用しましたが、これにも理由があります。なんと、アメックス・プラチナは同社国際便のチケット代もポイント3倍の対象に! 通常であれば「JALカードSuica」や「JALカード TOKYU POINT ClubQ」など、JALカードを使うとお得にマイルをためることができますが、アメックス・プラチナの方が付加価値の面で有利だったのです。今回は家族と一緒だったので、大きな収穫になりました。

また、現地では「ヒルトン・サンフランシスコ・ユニオンスクエア」をメインのホテルに選んでいます。アメックス・プラチナのホテル・メンバーシップには「ヒルトンHオナーズ」のゴールド資格が付帯していて、これはダイヤモンドに続く2番目のランク。本来であれば1年間の20回の滞在または40泊の宿泊実績、年間で7万5000ものポイントを獲得する必要があります。そう考えると、アメックス・プラチナはかなりお得と言えるでしょう。これにより、25%のボーナスポイント、アーリーチャックイン、レイトチェックアウト、2人目宿泊無料、部屋のアップグレード、Wi-Fi無料、朝食無料といった特典が受けられました。

なお、ホテルは公式サイトで予約し、アプリでチェックインを済ませられます。その後、アプリで「Digital Key」をタップしてリクエストを送信して承認を受けると、スマホアプリで部屋の開錠・施錠ができるデジタルキーが使えるということで、これも試してみることに。なんと、部屋の近くで所定のボタンをタップするとカギが開きました。これなら、カギを部屋に忘れてもスマホがあれば大丈夫ですし、フロントを呼ぶ必要もありません。日本でも「ヒルトン東京ベイ」「ヒルトン小田原リゾート&スパ」など、一部拠点でも採用されています。

菊地崇仁

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