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The Style Concierge

付帯特典を利用したトラベルリポート 1/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。10月は、菊地氏が夏に体験した、プレミアム系クレジットカードの付帯特典を存分に活用した、大阪・京都旅行の詳細をお伝えする。ーーー

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エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。前回は北海道旅行で利用した「タイムズ カー レンタル」の「ピッとGo」や、プレミアム系クレジットカードが得意とするホテル・旅館の予約サービをはじめとする付帯特典の数々を取り上げました。そもそも、クレジットカードには海外・国内旅行傷害保険や空港ラウンジ、手荷物の無料宅配、クロークなど、トラベルに付随したサービスがたくさん用意されています。その充実のほどは年々よくなるばかりで、カード各社も魅力のある付帯特典をプッシュしています。見落とさずに使いたいものです。

5日間の大阪・京都旅行では
特典を利用できるシーンがたくさん

前回に引き続き、今月も私の旅行体験を紹介いたします。8月に4泊5日で大阪・京都に出かけてきましたが、プレミアム系クレジットカードの付帯特典を存分に使うことで、付加価値の高い内容になりました。

行き先が関西ということで、今回はエアラインではなく新幹線での移動。その際は、アメックス・プラチナのコンシェルジュ経由でチケットを手配しました。1人で出かけるならJR東日本が提供するウェブ予約の「エクスプレス予約」でいいのですが、今回は家族も一緒だったので、こちらにしました。電話一本で手配をお願いでき、自宅にも送料無料で送ってくれるので、わざわざJRの窓口に足を運ぶ手間がなくなります。同時に大阪と京都で泊まるホテルも、コンシェルジュのアドバイスで決め、予約してもらいました。

そして迎えた旅行当日、新幹線でまず向かったのは、新大阪駅。さらにここから、市内北区の中之島にある「国立国際美術館」に移動しました。というのも、「LUXURY CARD(ラグジュアリーカード) GOLD」のホルダーであれば、会員と同伴者1名まで、無料で鑑賞できるからです。同カードでは他にも、国立西洋美術館、国立新美術館、京都国立近代美術館といった国立美術館の常設展または企画展を対象に、無料鑑賞のサービスを提供しています。

国立国際美術館は第二次世界大戦後の国内外の現代美術を中心に収蔵しているミュージアムで、美術館の機能を果たす主要部分すべてを地下に収めているユニークな建物です。エントランスや講堂は地下1階にあり、展示室は地下2~3階という構造ですが、しっかりと採光しているので、暗いといった雰囲気はありませんでした。私が行ったときは、仏絵画のコレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館の所蔵する17世紀から20世紀の風景画を65点展覧する「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」の開催中で、とても楽しむことができました。

菊地崇仁

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