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コスパがとても高いバリ島

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今年の夏に約5年ぶりにバリ島を訪れたので、その時の様子について紹介します。

コロナ前に戻りつつあるバリ島

以前からこちらの連載でも紹介してきたように、米国や欧州では昨年後半から街中でマスクをしている人も少なくなり、海外渡航の規制についても緩和されてきたために、コロナ前とほぼ変わらない観光事情となっています。一方、私たちが暮らすシンガポールでもようやく8月末から屋内でも病院や公共交通機関など一部の場所を除いてマスクの着用義務が外れるなど、欧米に比べて総じて厳しかったアジアのコロナ対策も徐々に緩和されつつあります。

バリ島でも一部のショッピングモールやスーパーではマスク着用義務はあったものの街中では多くの人がマスクをつけておらず、写真にあるようにビーチではものすごい数の人出がありました。

今までのバリ島の滞在ではヌサドゥア地区のホテルでずっと過ごしていましたが、今回は街中の様子も知りたかったのでクタに滞在しました。

クタの街中では1-2割の店がコロナによりしまっていましたが、レストランなどは賑わいが戻ってきていて活気にあふれていました。身近で東南アジアの海外渡航が戻ってきているという印象を受ける出来事もありました。

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クタビーチは全長5キロ以上の規模でかつ西に向いているので、夕日が名物です。18時頃にサンセットを見ながら1キロほど散歩していると、シンガポールから遊びに来ていた友人家族に偶然出会いました。この家族は2年ほど前にシンガポールに赴任しましたが直後にコロナ禍となってしまい、ようやく海外旅行をできたと嬉しそうに話していました。バリ島の後はバンコクにも遊びに行くとのことでした。

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この友人家族にもうちの子と同年代のお子さんがいて、ラフティングが子供たちも楽しめてよかったとオススメされて私たちも参加しました。同時に、日本語が喋れる現地のドライバーも紹介してもいました。

バリ島内の移動はシンガポールでも広く使われている配車アプリのGrabでも街中を移動する分には十分なのですが、今回の主目的であったサマーキャンプが行われるグリーンスクールなど島の中央部にクタから長距離移動する場合は専属ドライバーを雇うのが便利です。6時間で約3,000円、12時間でも5,000円と格安でした。

他にも、クタ滞在中にシンガポールから来ている旅行客に何組か会うなど、昨年までほぼストップしていた東南アジア域内の海外渡航も着実に復活していると感じましたが、この日本語が喋れるドライバーも、日本からの観光客はまだ少ないと話をしていました。実際に、クタの街中でもこのシンガポールの友人家族と、一緒にグリーンスクールでのサマーキャンプに子供を参加させるために日本から来た別の友人家族を除くと、日本人はみかけませんでした。

岡村聡

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