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VOLVO/ボルボ

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新生ボルボ、その発表をスウェーデンで行った本当の理由

ヨーロッパの国々の中でも、知っているようで知らないのがスウェーデンだ。英国、フランス、イタリア、ドイツといった主要どころほど認知度はなく、観るべきところも浮かばない。話題になるのはノーベル賞に日本人がノミネートされたときくらい。IPS細胞の研究で山中教授が受賞したときはニュース番組で現地から中継されたことを記憶している。

とはいえ、仕事柄その地を踏むことは少なくない。そう、スウェーデンのメジャー企業であるボルボがあるからだ。

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日本でも浸透しているブランドだけに知らない方はいらっしゃらないだろう。現在輸入車のトップ4はすべてドイツブランド。だが、その次に続く5番目の販売台数を稼いでいるのはボルボだ。特にXC60以降のボルボは人気が高く、昨年リリースされたV40も好評を得ている。

そんなボルボのふるさとイエーテボリはスウェーデン第二の都市。スウェーデン最大の鉄鋼会社SKFがある街だ。ストックホルムがスウェーデンの東海岸にあるのに対し、イエーテボリは西海岸を代表する。いうなれば、東京と大阪のような関係。ちなみに、第三の都市マルメは、ずっと南。デンマークの首都コペンハーゲンから両国をつなぐ橋、オーレスン・リンクを渡ってすぐのところに位置する。

今回はそのボルボの話。

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先日ストックホルムで世界中のメディアを集め、彼らは新型車の発表会を行った。XC90というラージサイズSUVのフルモデルチェンジである。

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テストドライブなしで、発表するためだけに世界中からメディアを集めるのは珍しい。というのも、この業界にはモーターショーなるものがあり、一年の間で数回行われるそこで、多くのモデルがアンベールされるからだ。ジュネーブ、パリ、フランクフルト、デトロイト、NY、そして東京と、そのチャンスは多い。

だが、ボルボは違った。その理由は……いろいろある。

九島辰也

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