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BREITLING/ブライトリング

エンリッチ BREITLING

戦う男にこそ相応しいブライトリング

時速800km、機体間隔2mという極限の状況下で行われる編隊飛行。そんな過酷なシーンで寸分の狂いもなく最高のパフォーマンス発揮する時計、それこそがブライトリングだ。世界の大空を駆けるパイロットから絶大な支持を得るブライトリングは、まさにクロノグラフの代名詞と呼べる高級時計ブランドである。

長年にわたり航空界のオフィシャルパートナーとしてその名を馳せてきたブライトリング。航空機の計器同様に、いついかなる状況でもプロのための計器として高い精度を発揮するブライトリングは、まさにスピードと正確な判断が求められるグローバルビジネスの世界に生きる男の手首に相応しい1本だ。

空の世界でもトップを走り続ける

同社が支援する「ブライトリング・ジェットチーム」は世界最高峰のアクロバット飛行で各国のファンたちを魅了し続けている。2013年の8月には福島の空でその華麗なテクニックを披露し復興にエールを送った。

2014年にはスイス空軍100周年記念エアショーに参加するなど、世界の空を駆け巡っている。また、最速のモータースポーツとして知られるレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップには2005年よりレースチームを結成して参戦。見事2014年度には優勝を手にしている。

徹底したプロフェッショナル指向

ブライトリング

陸海空とあらゆるシーンで活躍するブライトリングの時計は、プロフェッショナルの計器と呼ばれる信頼の証として他では類を見ない2つの項目で100%を実現している。そのひとつは、すべての製品が100%クロノメーターであるということ。クロノメーターとはスイスのクロノメーター協会の精度試験をパスしたムーブメント(時計のエンジン)に与えられる称号。スイスには数多くの時計ブランドがあれど、年産、1万本を超えるブランドで全製品クロノメーターを取得しているのはブライトリングのみだ。

そして、第二の100%はブライトリングの製品はケース、ダイヤル、針、ムーブメントまですべてスイスで製造され、スイスで組み立てられているということ。スイス政府が定めた「SWISS MADE」よりも厳しい「100% MADE IN SWITZERLAND」を実現しているのだ。

時計の心臓部、ムーブメントも自社開発

ムーブメント1
ムーブメント2
ムーブメント3

時計の聖地スイスでも、自社開発・製造によるクロノグラフ・ムーブメントを所有するブランドはごく少数である。ブライトリングが開発した「キャリバー01」は高い精度と圧倒的なパフォーマンスを持った革新的なクロノグラフ・ムーブメントであり、24時間調整を可能にしたカレンダー機構、時計の精度を安定させる70時間のパワーリザーブなど自社開発ならではの高い性能を備えている。

創業は1884年、これまでの経営者はわずか5人

ブライトリングの誕生は1884年のスイスにまでさかのぼる。スイスのジュラ地方に当時若干24歳のレオン・ブライトリングが計測時計を製作する工房を開設。彼の作り出すクロノグラフは評判を呼び、その息子であるガストン・ブライトリングも1915年に世界にさきがけて同社初の独立したプッシュボタンを備えた腕時計型クロノグラフを開発する快挙を成し遂げる。

3代目であるウィリー・ブライトリングの時代には、ベゼルに回転計算尺を搭載した「クロノマット」、航空用計算尺を装備した「ナビタイマー」のブライトリングを代表する2大モデルが生まれた。

3代目ウィリー・ブライトリング
3代目ウィリー・ブライトリング

1979年にはパイロットの経歴も持つアーネスト・シュナイダーがウィリーより事業を受け継ぎ、新生ブライトリングが誕生。現在は息子のセオドア・シュナイダーが5代目経営者をつとめている。130年を超える老舗ブランドにおいて、歴代の経営者がわずか5人という希有なファミリーブランドとしてブライトリングは知られている。また、多くのブランド買収劇が繰り広げられるスイスの時計業界でも、完全独立のスタンスを貫くブランドは稀と言える。

エンリッチ編集部

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