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【40】国内不動産投資の基本的な戦略とは?

みっつ目は、「東京都心エリアの一棟もの」です。投資金額は、5000万円から数億円と、ワンルームに比べハードルは高くなります、収入だけではなく、ある程度の自己資金(あるいは別の不動産担保)も必要になります。まとまった資産を持っている方が検討すべき投資対象です。

このように、国内不動産投資の対象は大きくみっつにわけることができ、投資のハードルはワンルーム→地方一棟もの→都心一棟もの、という順番で上がっていきます。少ない資金でローリスクに始めたいなら都心の中古ワンルーム、地域の事情に精通していて物件の目利きに自信があるなら中核都市の一棟物件、豊富な資金を武器に都心一棟物件など、自身が許容できるリスクと照らし合わせながら、戦略を練ることです。

このように、3つの戦略を上手に組み合わせて、インカムゲインを着実に積み上げていくのが、私の考える不動産投資の基本戦略です。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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内藤忍

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