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「第6回 世界の資産運用フェア」レポート 2/3

■株式会社WIN/WIN Properities Japan:代表取締役 柳原大輝氏

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同社は「米国不動産投資家による、不動産投資家のための、米国不動産投資」をポリシーに掲げる会社。テネシー州メンフィスの不動産を取り扱い、投資家目線でBuy&Holdに最適な物件を、現地の投資ネットワークと独自のルートを通じて紹介。物件購入後のきめ細やかな日本語アセットマネージメントや、米国不動産の買い取り事業も手掛けている。

「米国不動産は高額で利回りも出ないという印象ですが、それは大都市だから。中堅都市には優良な投資物件はたくさんあります。日本人の米国不動産に対する関心は高く、節税目的に購入する方も増えているといった状況。我々が扱うのは2000万円くらいの価格帯で、融資が付くスキームを自社で持っています。ロスなら戸建てで2億円ですから、これは大きな差。東京の不動産も高額で手が出せないケースは多々ですが、米国であればローコストで収益物件を得られるチャンスがあるというわけです」

ーーー日本発、金地金現物取引のオンラインプラットフォームなど、ユニークなサービスを提供する企業も出展。関心の高い海外不動産を扱うブースもたくさんあった。それでは次回、10月最後のエントリーでは、パネルディスカッションの模様もお伝えしよう。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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