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カンボジア不動産投資 vol.3

資産デザイン研究所の内藤忍氏が、各界のプロフェッショナルを招いて、投資談議に花を咲かせる、この企画。初回は、カンボジアで金融・不動産コンサルティングを行う、アンナキャムパートナーズ株式会社のCEO、荒木杏奈氏をお招きしてカンボジアの不動産投資の魅力について対談。今回は、カンボジアの不動産投資の実情に迫る。現地にいる荒木さんだからこそ知りえる情報が満載!

週刊|内藤忍のマネーCafe (5) カンボジア不動産投資 vol.3

カンボジアの不動産投資事情に迫る

内藤 今回は、カンボジアにおける不動産投資の実情に迫っていきましょう。そもそも、プノンペンの不動産価格は、ここ数年上昇の一途を辿っているようですね。

荒木 2005年から2008年のバブル期で10倍上昇、ところがその後のリーマンショックで半値まで下落しました。ところが昨今はかなりの上昇基調で、プノンペン市内は平均で年15%を超える上昇を記録しています。それもこれらは投機マネーによるものではなく、実体経済の成長に裏付けられたものですから、とても底堅いと考えられます。ちなみに市内の平米単価ですが、メインストリートなら2年前に2500~3500ドルだったのが昨年6月には3500~4500ドル、7月下旬段階で場所によると7000ドル台まで上がっています。

内藤 それは、驚くべき勢いですね。とはいえ、プノンペンであれば、どこでも優良物件が見つかるのでしょうか。いざ投資をするなら気になるところです。

荒木 内藤さんが買った物件は、市内の北西部で外国人居住区でもある「ボンケンコン1エリア」。企業等の駐在員が多く住むので、賃貸需要は高いといえます。他にも、南西部の「大使館エリア」には現地の富裕層が多く住みますし、東部の「ダイヤモンドアイランド」は新興開発エリアとして注目が集まる場所。続々と資本が入り、開発が進められています。ですから、まだまだチャンスはありますよ。

週刊|内藤忍のマネーCafe (5) カンボジア不動産投資 vol.3

内藤 そういえば、私が買った1年前は、他にコンドミニアムはなかったような…。そういった歴史がないのでしょうか。

荒木 その通りで、もともとカンボジアにはコンドミニアムがなく、現地の人は広い一軒家に住む傾向があります。ですが、一部の富裕層、およびその子弟は海外に留学などすることで、コンドミニアムの魅力に気付き始めています。そういった層が引っ越してくる可能性は高いです。また、内藤さんが買った物件には海外の駐在員が多いので、彼らからのニーズが高いのも特徴です。駐在員が住むようなセキュリティの完備した物件は数が少なく、取り合いなのが現状ですから。「De Castle Royal」は今月に完成予定なので、入居者が殺到すると思います。

週刊|内藤忍のマネーCafe (5) カンボジア不動産投資 vol.3

週刊|内藤忍のマネーCafe (5) カンボジア不動産投資 vol.3

週刊|内藤忍のマネーCafe (5) カンボジア不動産投資 vol.3

EMBASSYは初のデザイナーズ物件

内装も洗練されている

「誰から買うか」 - 信頼できる現地パートナーを見つけること

内藤 素晴らしい物件をご紹介いただき、ありがとうございました。75平米の部屋で、価格は1350万円。日本でいうなら表参道のようなところに、この価格ですからとても割安ですね。利回りも13~15%は期待できると考えています。仮に家賃が高くて入居者が見つからないなら、家賃を半分にしても7%は確保できます。こんなことは、日本の不動産投資では考えられません。

荒木 内藤さんが購入した物件は、1年足らずで価格がすでに20%以上あがっていて、平均で1600万円以上。フロアによっては、2000万円でも買いたいという人がいるほどです。「De Castle Royal」はプノンペン初の高層コンドミニアムなので、希少性があって、高い賃料収入が見込めます。しかも、あと3年は高層コンドミニアムが周辺に建つ予定はなく、当面はランドマークとしての付加価値も加わります。家賃は所有者が設定しますが、周辺の賃料や平米単価をもとに、私どもも提案いたしますから、ご安心ください。当社の場合、売って終わりではなく、客付けや管理も行います。

内藤 物件があっても入居者がいないことに定期的な収入は得られません。客付けや管理まで任せられる会社が無い場所では不動産投資はしてはいけないと思います。カンボジアの不動産投資の魅力は、キャピタルゲインとインカムゲインの両方があることです。海外の不動産に投資するのですから、購入にせよ、管理にせよ、信頼できる相手と付き合うことです。あるいは、実際に投資をしている私のようなアドバイザーに相談してほしいですね。

荒木 当社では過去の実績があるなど、信頼性の高いデベロッパーの商品しか仲介していません。私自身も投資をしていますし、会社としても開発から管理まで行っていますから、グレーな物件には必ず手を出さないようにしています。最近ではカンボジア不動産投資に関する詐欺も多発しているので、気をつけてほしいところです。

荒木氏と内藤氏が厳選する、カンボジアの不動産に関する情報はこちらから
http://investment-cambodia.asia/campaign/collaboration/

ーーー次回は、カンボジア不動産投資の今後について占おう。


内藤 忍(ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事
東京大学経済学部、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。

大学卒業後、住友信託銀行に入社。
1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。
2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

毎週発行する資産デザイン研究所メールは、購読者約12,000名と個人投資家の強い支持を受けている
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早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。主な著書にシリーズ10万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ。「60歳までに1億円つくる術」「「好き」を極める仕事術」「丸の内朝大学マネーの教科書」など多数。最新刊は「究極の海外不動産投資」(幻冬舎)


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荒木杏奈(あらき あんな)

1984年生まれ 東京都出身大手ネット広告代理店(株)セプテーニ入社。その後SBIマーケティング(株)経て、2012年10月より現地不動産会社に勤務。2013年12月から、アンナキャムパートナーズ株式会社のCEOとなる。カンボジアブログも書いております。
【アンナキャムパートナーズ】http://investment-cambodia.asia/
【“カンボジアンナ” のプノンペン女社長日記】http://cambodianna.blogspot.com/


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内藤忍

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