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The Style Concierge

「第6回 世界の資産運用フェア」レポート 1/3

■株式会社グッドシェアーズ:売買営業部 山口真哉氏

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グッドシェアーズは、シェアハウスに特化した不動産の有効活用と賃料収入をサポート。収益シミュレーションの策定から設計、デザイン、融資の相談、土地・建築販売、賃貸サブリースまで、シェアハウス事業に精通したプロがワンストップでサービスを提供している。

「東京都23区と都下を中心に投資用の新築シェアハウスを販売しています。2014年からビジネスを展開し、これまでに約60棟の受注、すでに35棟の物件を建て、お客様に引き渡してきました。特徴としては、我々が土地から仕入れてプランニングの上、オーナーに天安するというワンストップサービスで、客付けや日々の管理も我々が手掛けます」

東京であれば地価や建築資材の価格上昇といった要因で、収益性の低下が懸念されるが、その点はどうなのだろうか。

「物件価格は平均すると1億円前後で、購入いただく際はファイナンスのサポートも行います。表面利回りは9%前後、通常の1棟ものだと5%前後なので、むしろシェアハウスの方が収益性は高いのです。近年はインバウンド需要もあるので外国人専用のシェアハウスを建てたことも。東京は人口流入が多く、若い世代を中心に共同住宅で暮らしたいという方もたくさん。地方から上京する場合は、親御さんが希望することもあるようです。シェアハウスに対するニーズは高いので、収益物件のひとつのスタイルとして、ご活用いただければと思います」

確かに、シェアハウスが現れ始めた当初は物珍しさが先行したが、いまは暮らし方としてもすっかり定着。大手企業が取り組む例も増えている。ただし、複数人が身近に生活をするといった点で、オーナー側には一般的な収益物件とは異なるスキルも求められてしまう…。そういった点を、グッドシェアーズがサポートするというスキームだ。

ーーーシェアハウスを専門に扱う企業が出展するなど、幅広い資産形成の手段を提案する、世界の資産運用フェア。次回も、出展者の声をお届けしよう。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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