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英国学生マンション投資 2/4

エンリッチ マネーカフェ ロンドン2

資産デザイン研究所代表の内藤忍氏が、各界のプロフェッショナルをお招きして、資産運用にまつわる旬のトピックを取り上げる、本連載。今回は、イギリスの不動産投資をテーマに、ステイジアキャピタルジャパン株式会社の吉岡憲史取締役と対談を行っている。ーーー

ブレグジッド以降
海外勢の不動産投資に追い風

内藤 2012年~2013年は1%以下~1%台だったGPDは2%台へ、イギリスの景気自体はさほど悪い印象は受けません。リーマンショック後に物件を買った投資家であれば、相当のキャピタルゲインが得られたのではないでしょうか。

吉岡 リーマンショック前のポンド/円相場は250円台で、これが120円台まで大暴落、一時は120円すらも割れました。ですから、2010年くらいにポンドが120円前後で推移している時は、多くの日本人投資家がイギリス不動産に投資しました。にもよく売れました。去年半ばには190円台まで相場は上昇しましたから、その時点で売却した人は、為替差益も多かったでしょうね。

内藤 賃貸需要の面ではいかがでしょうか?

吉岡 先進国ということもあり、実需も含めて中古物件のマーケットは成熟しています。プレビルドで供給が多くいなか、3~4年後に賃貸需要があるかどうか読みづらい新興国とは異なる点でしょう。ブレグジッドもあり今後はどうなるかわかりませんが、欧州各国からの人口流入は著しく、イギリスの人口増加率はEU平均の2倍という数字がそれを物語っています。

エンリッチ編集部

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