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ロシア不動産投資 Vol.2

ウラジオストック ブリッジ

池田 人口は60万人で、シベリア鉄道の終点。食品産業や機械工業、金属加工業、木材工業が主要産業で、人口動向は増加の傾向にあり、実際は100万人以上いるというウワサも。1970年代からロシアの貿易窓口として日本との交流も深く、新潟市や秋田市、函館市とは姉妹都市として提携し、鳥取県の境港からはフェリーも出ています。日本領事館や日本センターなどもあります。観光資源はあまり見られませんが、釣りやハンティングといったアウトドア、空港近くにはカジノもできました。成田発の航空便で約2時間半と、日本から最も近い外国のひとつとして数えられています。これもウラジオストクを選んだ理由で、まずは近い場所で実績を積み、将来的には規模の大きいモスクワに進出したいと考えています。

内藤 ウラジオストクといえば、ロシア唯一の不凍港がある街で、軍事拠点としても重要です。昨年10月からは「自由港」という法律も施行されました。

池田 これにより、関税やビザが撤廃され、国際ビジネス拠点として成長することも期待されています。第2のシンガポールになると言われていて、ヒト・モノ・カネの流入も著しい街です。

内藤 ロゴスホームがビジネス拠点として選んだのは間違いではなかったということですね。

ーーー極東ロシア最大の都市である、ウラジオストク。APECの開催や自由港の施行で、経済成長が期待されているようだ。そこで次回は、同地における住宅事情、ロゴスホームが展開するビジネス、さらには新たに始まった日本人向けの不動産投資案件について取り上げよう。


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内藤 忍(ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事
東京大学経済学部、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。

大学卒業後、住友信託銀行に入社。
1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。
2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。主な著書にシリーズ10万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ。「60歳までに1億円つくる術」「「好き」を極める仕事術」「丸の内朝大学マネーの教科書」「究極の海外不動産投資」など多数。最新刊は1月末に出版した「飲めて殖やせる 究極のワイン投資」。


池田雄一(いけだ・ゆういち)

株式会社ロゴスホーム代表取締役
ハウスメーカー勤務を経て、2003年6月に北海道帯広市に同社を設立。戸建て住宅の新築、リフォーム、不動産事業を手がけ、現在は、道内に14店舗を構えるまでに成長。売上高50億円、従業員数170人。2014年からはロシアでのインフィル住宅施工事業、2015年からはフィリピンでの設計業務事業も始めている。

株式会社ロゴスホーム http://www.logoshome.jp/

内藤忍

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