ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。2018年最初は「特別編」をお届けしている。(1/3から読む)ーーー

三越伊勢丹が今年春に「エムアイカードVisaプラチナカード」をリリースするなど、2018年もプレミアム系クレジットカードの新規発行は相次ぐ予定です。そこで私が提案したいのは、キャリア系のプレミアム系クレジットカードです。現在は、ドコモから「dカードゴールド」、auに「au WALLETゴールドカード」はありますが、あくまでもゴールドステイタスで、付帯特典はそれなり…。ソフトバンクの「ソフトバンクカード」はTカード一体型のVisaプリペイドカードなので、同社はクレジットカードは発行していません。

携帯キャリアのプレミアム系
クレジットカード発行に期待

dカードゴールドやau WALLETゴールドカードは年会費が1万円程度、空港ラウンジやボーナスポイント、付帯補償といった特典が付帯していて、それなりに便利であることは否定しません。しかしながら、「ワンランク上のサービスがあれば」と思うのも事実で…。例えば、ゴールドより上のプレミアム系クレジットカードを新設して、ショップで優先案内を提供するといったサービスを提供すれば、かなりニーズはあると思います。

私もキャリアショップへはたまに行きますが、常に混雑していて1時間待ちはザラ、ところがいざ席に通されると用事は5分くらいで終わることも。これはかなり時間のムダです。最近はネット予約ができるので幾分か問題は解消されましたが、エアライン系の上級カードだと優先レーンでチェックインや搭乗ができるように、キャリア系カードにも似たようなサービスがあると付加価値は高まるに違いありません。