ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

コレクターなら足を運びたい「アート・バーゼル」の魅力

各界のセレブが集まり
新しい繋がりが生まれる場

私はこれまで香港とマイアミのバーゼルに行ったことがありますが、アートに対する世界観がガラッと変わりました。初参加のきっかけは「アートに関わるのであれば、バーゼルを知らないと」と、尊敬している方にお誘いいただき、三日後の香港行きのチケットを取ったことが始まりです。

バーゼルなどのアートフェアは作品を購入する場であることはもちろんですが、コレクターたちの社交場としても機能しています。バーゼルなどの大規模なアートフェアの期間中は、美術館やギャラリーのレセプションパーティ、文化財団が開催するガラパーティ、コレクターの自宅でのプライベートパーティ、著名アーティストらが集まる秘密のイベントなどなど、数えたらキリがない程のパーティが開催されています。

マイアミの来場者は特にセレブ色が強い。(iStock.com/Lorraine Boogich)
マイアミの来場者は特にセレブ色が強い。(iStock.com/Lorraine Boogich)

特にマイアミでのバーゼルは1週間の間に100以上のパーティが開催されていて本当に賑やかです。一昨年参加した際は、世界中からスーパーモデルが集まっているんじゃないかというほどのパーティが開催されていて驚きでした。

私が普段から親しくしているアーティストやコレクターの方々の多くは、バーゼルなどのアートフェアで出会っています。普段であれば絶対に会えないような人達と出会うことができ、一緒にお酒を飲んでコレクションについて語り合うなんてことができてしまうのがバーゼルなんです。事実、私の友人もアリシア・キーズと仲良くなって一緒に食事したりしていましたから。

小松隼也

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