ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ユーラシア大陸の西端カスカイス

冬は穴場のリゾート地

今回の滞在の目的は子供たちがサッカーキャンプに入る事だったので、基本的には子供たちと同じ街中のホテルに泊まっていたのですが、1泊だけ妻と2人で海岸沿いにあるシェラトンホテルに宿泊しました。なんとこちらのメインダイニングは日本食レストランで、名前が写真にあるように「ヤクザ」という刺激的な名前だったので、少しはずれかもしないと警戒しながらも、せっかくなのでディナーに訪れました。

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結論から言うと十分に満足できる内容でした。もちろん、ユーロが最高値を更新していて定常的に180円を上回っていますから、円換算すると日本のレストランよりは割高ですが、元々リスボンは欧州の他の主要都市と比較して物価は安く、この価格でこのクオリティの日本食が欧州で食べられるとなると十分に魅力的だと思います。

写真にあるように日本の伝統的な寿司のスタイルからは外れていますが、リスボンではシーフードが豊富なためか刺身のクオリティは総じて高く、特に前菜に出てきた「カリカリ」と名付けられたクラッカーの上にマグロのたたきとトリュフが乗った料理は絶品でした。

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寿司以外にも天ぷらを注文しましたが、こちらも海外で食べるレベルとしては十分でした。

カスカイスではほとんど日本人の姿を見かけず、「ヤクザ」を訪れた当日も日本人は私たちだけでした。このレストランは日系人とポルトガルのスターシェフが立ち上げたレストランで、リスボン市内からスタートし、ポルトやアルガーブといったほかの都市に加えて、パリにまで進出しています。

カスカイスは人口20万人強の町ですが、こうした高級路線以外にも居酒屋スタイルの日本食の店も何件かありますし、シーフードが美味しい現地料理のレストランは海岸沿いを中心として多数あり、他にもスペインにイタリアや中華、インド、トルコなど様々な料理の評判の良いレストランもそろっています。

カスカイスの人口は、外国からの移民を中心として増加してきており、足元では人口の約2割が外国人となっていることも、多様な料理のレストランが数多くそろっていることの背景にあるでしょう。

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岡村聡

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