ENRICH(エンリッチ)

OC_TOPバナー

JALファーストクラスを知る〔客室編〕

ーーファーストクラスといえば、アルコールを楽しみにされる方も多いと思います。とくに人気の銘柄はあるのでしょうか?

「サロン」が人気です。ブドウの出来が良い特別な年にしか作られない、希少性が高い最高品質のシャンパンです。空の上でサロンを楽しめるのは世界中の航空会社の中でJALファーストクラスのみ。市場では1本15万円から30万円ほどの値段が付きます。

ーーさまざまなラインナップを扱っていると思いますが、銘柄の選定はどのように行うのでしょうか?

まず、ワインの場合は「希少性」と「お食事とのペアリング」にこだわって選定しています。JALのワインアドバイザーである大越 基裕氏のアドバイスを受けて銘柄を決めています。

現在、白ワインと赤ワインは各3~4種類、シャンパンは2~3種類で揃えています。

JALFC_cabin_26

日本酒は、14代や伯楽星などが人気です。ワインと同様、希少性が高く品質が良いという前提に加えて、食事の繊細な味を引き立てる食中酒の役目を果たせる銘柄を選ぶようにしています。

ーー種類豊富なアルコールはとても魅力的ですが、最近ではノンアルコール派の方も増えているとか。

お酒を召し上がらないライフスタイル「ソバーキュリアス」のお客さまにも魅力的に感じていただけるよう工夫しています。たとえば「アランミリア」というスパークリングぶどうジュースをお食事と合わせて提案したり……。ロイヤルブルーティーは香りがとても良いのでワイングラスで提供しています。そのほか、豆にこだわったコーヒーやマリアージュ フレールの紅茶も好評です。

ーー上質な機内食が楽しめるのもファーストクラスの醍醐味ですよね。

機内食のコース料理を和洋2種類ご用意しているほか、アラカルトメニュー、和朝食のメニューもあります。コース料理は1回ですが、アラカルトメニューに関しては「何回まで」という決まりがないので、お好きなときにお好きなタイミングでオーダーすることができます。

「フミコの和食」「フミコの洋食」はアラカルトメニューのなかでもとくに人気がありますし、1品料理を組み合わせて定食のようにオーダーするお客さまもいらっしゃいます。

ーーコース料理の監修先はどのように選定しているのでしょうか?

「非日常としての特別感」「日本の食文化のすばらしさ」を感じていただけるメニューを開発していくとともに、機内食品質向上のためのアドバイスをいただけるシェフの皆さまとご一緒しています。現在の洋食は「カンテサンス」の岸田周三シェフ監修メニュー、和食は「神楽坂石かわ」の石川秀樹シェフと「虎白」の小泉瑚佑慈シェフ監修のコラボレーションメニューです。

JALFC_cabin_27

「カンテサンス」の機内食では、お食事の提供温度に徹底的なこだわりを追求しており、香りや風味豊かな素晴らしいお料理をお楽しみ頂けます。

「神楽坂石かわ」は「よりシンプルに、だけど他にない」メニューを考案し、「虎白」は日本料理の軸を大切にしながら新しい組み合わせや調理法を取り入れています。「神楽坂石かわ」と「虎白」のコラボレーションメニューを味わうことができるのは、JALファーストクラスのみです。

ーー機内食を開発する際に感じる難しさや制約はありますか?

空の上なので火が使えない点が一番の制約です。地上でお料理をつくり、客室乗務員が機内で最終仕上げを行うのですが、機内に運び込みお客さまに提供するまでに時間がかかるので衛生面には細心の注意を払っています。

ーーファーストクラスの機内食は食器やグラスも本格的ですよね。

食器やグラスに関しては地上の名店と同等以上のものを扱っています。

割れにくい特殊な食器を使っているわけではないので、飛行機に運び込む際も、客室乗務員がサーブする際も大切に扱うよう気を付けています。ちなみにワイングラスはRIEDELです

ENRICH_avatar
エンリッチ編集部

Return Top