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The Style Concierge

スポーツ科学者に聞く 
トレッドミルの効果的なトレーニング

トレーニングの目的に合った
「傾斜」が設定可能

トレッドミルでのランは、一般道に比べてヒザや足首への負荷が軽いというメリットがある。硬いアスファルトを走ることは年齢問わずヒザや足首を痛めるリスクがあるので、この安全性はありがたい。しかし、マシンは常にベルトが回転しているため、通常よりも少ない労力で走った気になれるという弱点もある。それを解消するのが「傾斜」オプションだと平塚氏は説明する。

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「動くベルトの上を走るトレッドミルは外を走るよりも負荷が少ないので、2%(100メートル進んで、2メートル上昇する角度)の傾斜をつけてはじめて、屋外でのランと同等の効果が得られると言われています。さらに、10%程度の傾斜をつけることで、臀部やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉の総称)への刺激が高まるので、筋トレとしての効果も得られます」

「やっぱり下半身の筋肉は僕らくらいの年代になると、トレーニングしている人とそうでない人では、見た目がまったく変わってきますからね。40代を過ぎた方の場合はトレーニングを怠ると足の筋肉が比較的落ちやすくなるので、日々の運動は欠かせません。最初から10%の傾斜をつけなくても、少ない数値から徐々に慣らしていけばいいんです」

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「本格的に心肺機能を向上させたい上級者には、傾斜をつけてのダッシュも良いトレーニングです。トレッドミルはハードな坂道から軽めの坂道まで、車や歩行者の往来もない自分専用のトラックになります。自分にぴったりの傾斜の坂道を外で見つけることは容易でないですし、日によって傾斜を変えるとなると尚更です。自分にマッチした坂道を簡単に作り出せるのですから、『傾斜』はトレッドミルの最大の魅力かもしれません」

エンリッチ編集部

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