
ラグジュアリーホテルを手掛けるカペラホテルグループは、5月1日にパティーナ大阪を開業した。日本初となるパティーナブランドの同都市型ホテルは、ウェルネスとヘルステクノロジーを融合させた「トランスフォーマティブ」をテーマとするラグジュアリー体験を提供し、日本のホスピタリティシーンに新基準を打ち立てるという。
地上20階から大阪城を一望する施設には、全221室の客室とスイートに加え、シグネチャーレストラン「P72」や、音響芸術の空間「リスニングルームby OJAS」などの体験施設が揃う。館内は全体に四季を繊細に感じ取る「季節感(きせつかん)」の美意識が息づき、大阪城の堀を流れる水や、屋根を飾る銅といった意匠が現代的なデザインとして表現され、伝統と革新が静かに共鳴する空間となった。
カペラホテルグループの社長、クリスティアーノ・リナルディ氏は次の様にコメント。「パティーナ大阪の開業は、創造的なイノベーションとマインドフルな体験によってラグジュアリーホスピタリティを再定義する、私たちの旅の重要な節目です。モルディブに次ぐパティーナブランドの2軒目として、日本のホスピタリティに新たな視点をもたらしながら、大阪の豊かな文化や歴史に敬意を表しています。2025年の関西万博や、訪日観光客6,000万人という日本のビジョンが進む中で、世界中の探求者たちが共鳴し、つながる場を創造できることを誇りに思います。」
カペラホテルグループはシンガポールを拠点とする、ラグジュアリーホテル、リゾート、サービスレジデンスを専門とするホスピタリティマネジメント会社で、10か所のデスティネーションでホテルを展開している。








