
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーマリンインターナショナルアジア株式会社は、新コンセプトのクロスオーバーヨット「CX570」を開発し、2025年秋を目途に受注を開始すると発表した。
「CX570」は、フィッシングを追求した機能性と優雅なクルージングのラグジュアリー性を両立したデザインが特徴的。エクステリアやレイアウトの一部をセミカスタムすることが可能で、一隻でさまざまなマリンアクティビティーを可能にするクロスオーバーヨットとなっている。
ヤンマーグループは、強い海流に囲まれた日本で半世紀以上にわたり造船技術を磨いてきた。操作性と快適性に優れた漁船やフィッシングボートは、国内において半世紀以上にわたり漁業者やフィッシング愛好家に愛用されている。また、環境問題を考慮した高出力・省エネルギーなマリンエンジンは、その耐久性と共に世界でも信頼を得ている。
同社では、ボートのほかにも各種マリン機器や設備も開発から生産・販売までを自社で行える体制を構築しており、その強みと技術力を集結してフラッグシップ艇「CX570」を開発したかたちだ。
同社はこの新モデルをもってラグジュアリー・クロスオーバーという新しいカテゴリの市場創出に繋げるほか、ユーザーと共に海での遊び方の可能性を広げ、発信することで、マリンレジャー文化の普及を目指すとしている。








