ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

2018年 新春特別編 4/4

あるいは、普通の家を住宅ローンで買い、鍵付きで小さな寝室、リビングはぶち抜きで内装もお店のようにリノベーションして、外出中はパーティなど、スペースマーケットとして貸し出すスタイルも。実際に始めている人は利回り13%で回していると聞きました。低金利の住宅ローンで始められ、手残りがあるので、副収入として理想的です。宿泊ではありませんから、民泊などの規制の対象にもなりません。貸し出すのでリッチやインテリアのデザインセンスなどが求められますが、一風変わった手法ということでユニークです。

いずれにしろ、資産運用には幅広い手段があり、うまく組み合わせて活用することで、リスクを抑えながらリターンを得ることができます。何もしてないというなら、それ自体がリスクです。投資信託の1万円の積み立てでも構いません。まずは運用を始めることが大切ですあり、資産運用と自分の労働との両輪で家計を回すという仕組みを作ることです。

そのためにも、情報収集はもちろん、メリットやデメリットを理解するといった学びの姿勢、さらには実践するという行動力に磨きをつけていきましょう。私としても有益な情報があればお伝えしていきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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内藤忍

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