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太陽光発電投資の優位性とは? 2/4

7月は、エネルギー大手、シナネン株式会社の元木丈泰氏をお招きして、「太陽光発電」をテーマに対談を行っている。(1/4回から読む)は認知度も高くなり始める人も目立っているようだが、そのメリットとは?

エンリッチ 太陽光発電3 PG
 
融資の姿勢も前向き
太陽光発電のメリット

内藤 ここ数年で一気に盛り上がりを見せている太陽光発電ですが、シナネンをはじめ多くのプレイヤーが参入を果たしています。御社の場合は、メガソーラーを区分けして投資家に販売するというスキームですが、そもそもどういったメリットがあるのでしょうか。

元木 いまや太陽光発電は完全な金融商品として見られています。例えば、我々が扱う茨城県の「行方麻生ソーラーパーク」の場合、28区画を用意し、販売価格は税別2200万円。電灯契約先(売電先)は東京電力です。システム容量は49.50kW、年間発電量は55000kWを想定していて、売電単価は税別40円ですから、年間想定売電収入は税別220万円。すなわち、想定年間利回りは10%ということになります。他にも土地の賃料、融資を受けていれば返済も生じますが、実質利回りも6~7%は期待できるでしょう。

内藤 金利が下がるなか、非常に高い利回りは魅力的です。当初は懸念もありましたが、実績が出てきて投資対象として安心感も出てきたように思います。

元木 おっしゃる通り、以前は金融機関も融資を渋っていました。ところが実績が出てくるに伴い計画以上に収入があるとわかり、いまでは銀行も融資に積極的です。実際に始める人も増えています。

内藤 アパートやマンションに対する金利より安いなど、条件が良いケースもあるようです。逆にいうと、不動産よりも太陽光のほうがロールリスクと捉える向きもあるとか。確かに、銀行預金のリスクは低いものの利回りも低く、株は値動きが安定せず元本割れのリスクがあり、アパマン経営は利回りを見込めますが、空室リ・メンテナンス費用といったリスクがあります。

内藤忍

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