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プレミアム系クレジットカードにおける新サービス 3/3

「ドコモの銀行」で知っておきたいこと

住信SBIネット銀行は2026年8月3日、商号を「ドコモSMTBネット銀行」に変更し、個人向けサービスブランドを「ドコモの銀行」に刷新しました。「d NEOBANK」は廃止されましたが、銀行コードや口座番号は変わらず、SBIハイブリッド預金などの機能も継続します。

これに伴い、知っておきたいことが2点あります。

1点目は還元率です。ドコモの銀行の口座をdカードの引き落とし口座に設定し、dアカウントを連携したうえで、対象となるdカードのスマホ決済やd払いを使うと、通常1.0%に加えて12カ月間は最大2.0%が上乗せされます。上限は月3000ポイントです。

さらにマネックス証券口座との自動スイープ設定で0.1%、3万円以上のdカード積立などで1.4%が加わり、初年度は最大4.5%となります。

最大4.5%はかなり高い水準ですが、もちろん何に使っても4.5%になるわけではありません。条件を確認したうえで使う必要があります。

利用者にとって大きいのは、ドコモの銀行をdカードの引き落とし口座に設定し、対象のスマホ決済を使えば、普段の買い物でも還元率が上がることです。

すでに口座とdカードの両方を持っているなら、まずは連携しておいて損はないと思います。これまで付与されていたスマプロポイントに比べ、dポイントは使える場所が圧倒的に多い点もメリットです。

2点目は年会費です。dカード GOLDやdカード PLATINUMについては、預金残高に応じて年会費の半額または全額相当のdポイントを進呈するキャンペーンも始まっています。

円普通預金とSBIハイブリッド預金の月末残高が合計500万円以上の状態を3カ月継続すると年会費の半額相当、1000万円以上なら全額相当のdポイントが進呈されます。

dカード PLATINUMの年会費は2万9700円ですから、半額あるいは全額相当が戻ってくるなら負担感はかなり変わります。給与受取や口座振替など、銀行取引に応じた特典も今後増えていくでしょう。

ドコモの狙いも見えてきます。保有数で見れば、dカードの方が銀行口座より多い。つまり、この高還元はカードを増やすというより、銀行口座を増やすための施策と考えた方がいいと思います。銀行免許を持つ会社が必要なだけなら、ほかにも選択肢はあったはずです。それでも、すでに多くの顧客を持ち、住宅ローンなどにも強い住信SBIネット銀行を選んだのは、それだけ金融分野を本気で伸ばしたいということでしょう。

菊地宗仁_300
菊地崇仁

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