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クレジットカードの新サービス&改定情報 3/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントサービスの付加価値を見出す本連載。2月最後は、これまでに引き続きカード会社のサービス改定と、年末年始における菊地氏のカード体験を取り上げる。(1/2から読む)−−−

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ペーパレスのトレンドは
クレジットカードのサービスにも波及

JCBでは、ゴールドカード以上のプラチナや「ザ・クラス」などの会員向けに、京都府内のレストランや宿泊施設で割引特典やオリジナルグッズのプレゼント、ドリンク1杯無料のサービスが受けられる冊子「京爛漫」のサービスを提供しています。特典を利用するには冊子に記載されている店舗に電話をして予約し、当日は冊子を提示する必要はありますが、地図や鉄道路線図も載っているので、便利なツールといえるでしょう。

そんな「京爛漫」のサービスですが、今年4月1日以降は冊子の発行が終わり、Webでの案内に切り替わります。脱炭素などエコの流れがあり、環境問題への配慮からペーパレス化に踏み切ったと考えるのが妥当でしょう。近年はキャッシュレス決済の普及に向け、政府はカード会社の決済手数料の引き下げを要請するといった動きも見られます。ただでさえ、コロナ禍で収益が厳しいなか、さらなる変化を求められるカード会社からすると、ポイント還元率の改定や郵送物を削減するなどの対応に迫られていて、紙の明細の有料化、規約をオンラインで見せるといった取り組みは実際に行われています。「京爛漫」のWeb一本化も、こうした施策のひとつかもしれません。ただし、ユーザーからすると冊子を持たないで済むので、利便性の面ではポジティブに捉えることができるのでは。今後も、サービスのペーパレス化やWeb化、もしくはアプリ化は各社で進んでいくと思われます。

少し古い話になりますが、昨年11月から三井住友カードは、プラチナ・ゴールド会員向けに宿泊やレストランをお得に利用できる「ステータスマッチ」を始めています。具体的には、「一休.com」は今年3月31日までですが、専用ページにアクセスすると同サービスのプラチナまたはダイヤモンドのステータスを1年間利用することができ、「一休ポイント」の付与率アップ、プライベートセールスの案内などの特典を受けられるようになります。

ふるさと納税サイトの「ふるなび」では、Amazonギフトなどに交換できる「ふるなびコイン」の付与率が+2%になります。また、大丸松坂屋のオンラインショッピングでは1万800円以上の購入で使える1000円オフのクーポン、2万1600円以上の購入で使える2000円オフのクーポンが各月ごとに発行され、各期間にひとり1回まで利用することができます。ワインショップの「カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」でも、通常は3万6850円の商品を2万500円などの特別価格で購入することができるようです。プラチナカードの会員はホテル・レストランの優待がすでにあるので、どちらかというとゴールドカードの会員にとって、魅力的なサービスに映るでしょう。

菊地崇仁

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