ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

プレミアム系クレジットカード最新動向 3/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。今月は、プレミアム系クレジットカードの最新動向に触れてきたが、最後は「新幹線のネット・ICサービス」について取り上げよう。(1/3から読む)ーーー

エンリッチ kikuchi1712-3

新幹線のネット予約&IC乗車サービスが変更
割引幅が拡大されることに

いよいよ年末年始を迎えますが、帰省などで新幹線を利用する方もいるのでは。あるいは、ビジネスで頻繁に利用するケースも多々あると思います。その際に便利なのが、新幹線のネット予約やICサービスですが、この秋から若干内容が変わりました。

これまで、携帯電話やパソコン、スマホから東海道新幹線の指定席を予約するには、「プラスEX」というサービスがありました。JCBや三井住友カードなどが対応していて、モバイルSuicaでチケットを予約すると、窓口などでチケットを受け取らずタッチで改札を通れるというわけです。それこそ、年末年始など混雑時だと窓口で並ばされますから、こういったネット予約&IC乗車サービスは重宝します。もともと、JR東海のネット予約を利用するには「JR東海エクスプレスカード」など、所定のクレジットカードが必要でしたが、プラスEXはJRグループのクレジットカードがなくても使えるので、それも便利でした。

そんなプラスEXのサービスですが、2017年9月からはJR東海の「エクスプレス予約」に統合しています。これにより、年会費は540円から1080円にアップしました。倍の値上げですから、なかなかのインパクトですが…これにより、プラスEXでは東京~新大阪間の区間しか利用できなかったのが、新たに山陽新幹線区間(新大阪~博多)までが使えるようになり、東海道新幹線の割引幅も拡大しました。例えば、東京⇔大阪は片道1万3940円が1万3370円になり、割引幅は570円。往復すれば年会費分は元を取れるという計算です。

ただし、JR東海エクスプレスカード、J-WESTカードのホルダーの場合、利用区間に応じてポイントがたまり、一定数になるとグリーン車を普通車の価格で利用できる「グリーンプログラム」の対象になりますが、これらカード以外だと利用できません。

また、Suica・PASMOなど交通系ICカードだけで、東海道・山陽新幹線に乗車できる「スマートEX」のサービスも2017年9月から始まっています。これは、Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブのクレジットカードを持っていれば、スマホやPCからチケットを予約できるというサービスで、費用は対応クレカから引き落とし。すでに持っている交通系ICカードが使えるので利便性が高いといえるでしょう。ただ、エクスプレス予約に比べると割引幅は小さく、差別化ははかられています。

いずれにしろ、こういったサービスはコストの面だけでなく、窓口や券売機の混雑を避けて乗車できるという、利便性が大きく、忙しく動き回る人ほどメリットがあります。

エンリッチ編集部

Return Top