ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。今月は、菊地氏が実際に足を運んだ、ラウンジ巡りについてレポートをお送りしている(1/3回から読む)。羽田空港の次に向かったのは、愛知県常滑市にある、中部空港セントレアだった。ーーー
中部国際空港セントレアには
多彩なカードラウンジが用意
羽田空港から国内線を使い向かったのは、愛知県常滑市にある、中部国際空港セントレアです。ここは、国内線と国際線が横並びに建っていて、利便性はバツグン。とても使いやすい印象を受けました。
セントレアには複数のラウンジがあり、概要は次の通りです。
■カードラウンジ
〜3階出発ロビー〜
・プレミアムラウンジ セントレア
対象クレジットカード:UFJカード/Visa/ニコス/UC/DC/MUFGカード/JCB/ダイナース/アメックスの一部対象カード
・第2プレミアムラウンジ セントレア
対象クレジットカード:USCカード/オリコ/楽天カード/ライフカード/アプラス/MIカード/ジャックス/MUFGカード/UFJカード/ニコス/エポスカード/アメックス(コーポレート会員のみ)の一部対象カード
・クオリアラウンジ
対象クレジットカード:レクサスカード/TS³カードゴールド
〜国際線制限エリア〜
・クオリアラウンジ
対象クレジットカード:レクサスカード/TS³カードゴールド
■エアラインラウンジ
〜国際線制限エリア〜
・サクララウンジ
・スターアライアンスラウンジ
・KALラウンジ
・セントレアグローバルラウンジ
〜国内線制限エリア〜
・セントレアエアラインラウンジ
■旅行会社
〜国際線制限エリア〜
・ルックJTBラウンジ
私が利用したのは、3階出発ロビーにある、「プレミアムラウンジ セントレア」「第2プレミアムラウンジ セントレア」「クオリアラウンジ」の3種類でした。それぞれ、対応するクレジットカードは異なりますが(一部は重複)、幸い、私はすべて持っていたので、無料で試すことができました。なお、同伴者の利用に関しては、各ラウンジでレギュレーションは異なりますから、利用前に確認することをお勧めします。
3つのラウンジに共通するのは、フリードリンクにアルコールも含まれるという点。全国ほとんどの空港カードラウンジは有料ですから、これは珍しいサービスです。その他、無線/有線LAN、無料Wi-Fi、雑誌・新聞など、各ラウンジで若干異なるものの、基本的なサービスは網羅しているといっていいでしょう。
それぞれの印象ですが、プレミアムラウンジ セントレアは、エントランスからシックな様子で、ドア横には対象クレジットカードがわかりやすく表示されていました。
ドリンクコーナーは充実のひと言。ビールやシードル、サワーといったアルコール類、トマトジュースもありました。室内は広々としていて、落ち着いた空間。1人用~2人用のテーブルが多く、コンセントも配備。少人数で使うのに向いていると思いました。
第2プレミアムラウンジ セントレアですが、ドリンクコーナーはプレミアムラウンジとそん色なく、室内には仕事がしやすいカウンター席を用意。大きなテーブル、個室ブースのように使える4人掛けテーブルもあるなど、3人以上でも使いやすいレイアウトになっていました。
クオリアラウンジは、レクサスカード、TS³カードゴールドと、トヨタ系のプレミアムクレジットカードのホルダーしか入室できないレアなラウンジです。さすが、トヨタのおひざ元といったところでしょうか。
エントランスの扉は、ふたつのプレミアムラウンジよりも落ち着いた感じ。内装には高級感が漂い、上質であることはひと目でわかりました。ドリンクだけではなくおにぎりもあり、小腹を満たすことも。
対象カードが限定されることで他の2つに比べて利用者が少なく、広々とした空間を快適に過ごすことができました。