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The Style Concierge

特別編① 究極のブラックカードの真相

ブラック・プレミアムクラスを中心に、ポイ探の菊地崇仁氏が、クレジットカードの隠された使い方や機能を探っていく本企画。プライベートやビジネスに何かと身近な存在だからこそ、本当の価値を知り、使いこなしていただきたいというのが目的だ。

エンリッチ ブラックカード

カード実績はあるのに招待が来ない
その理由は「完璧な運営体制」にある?

エンリッチ読者の皆さま、ポイ探の菊地崇仁です。さて、7月はいつものようにワンテーマでトピックを展開するのではなく、クレジットカードやそれに付随するポイントプログラムについて、2回に渡ってご紹介したい次第です。

さっそく、話を進めていきましょう。最初は、クレジットカードの最高峰、究極のブラックカードとして呼び名の高い「アメックス・センチュリオン」に関する話題です。

読者の皆さまであれば、センチュリオンの存在はご存知のはず。アメックスが発行する最上位のカードで、現在世界中にあるクレジットカードのなかでも、段違いでトップクラスに位置すると言われています。これまで触れてきた「アメックス・プラチナ」や「JCBザ・クラス」もホルダーを選ぶという点では変わりませんが、センチュリオンの場合は、それ以上。おいそれと持つことはできません。

なかには「本当にあるのか?」といった声もあるようですが、発行されていることは紛れもない事実。アメックスの公式サイトにはセンチュリオン・カード会員限定のウェブサイト「センチュリオン・ウェブ」がありますし、一部ホルダーがネット上でカードフェイスを公開しています(真偽のほどは定かでありませんが)。ブラックカードの呼び名からもわかるように、カードカラーは渋めのブラック。ですから、厳密にブラックカードとはセンチュリオンのことを指すのかもしれません。

残念ながら、センチュリオンの全貌はベールに包まれていて、年会費やポイント還元率、手厚い付帯サービスについて、正確に捉えることは不可能です。公式サイトでも、いっさい触れられていません。ネット上にある情報は「都市伝説」程度に考えたほうがいいでしょう。というのも、アメックスの社員ですら、担当者以外はスペック情報を知ることができないという噂もあります。「買えないモノはない」と聞きますが…果たしてそれもどうでしょうか?

菊地崇仁

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