ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

フォーマルの”どうする?”


Q

「タキシードやモーニングを着たとき、財布や携帯を持ち運ぶのに、何かいいバッグはないですか?」


A

「小型のクラッチタイプがおすすめです」

クラッチバッグ2万6000円(トラモンターノ/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)
クラッチバッグ2万6000円(トラモンターノ/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)

——フォーマルシーンでは、大きなバッグを運べないので、困ります。

「小さめのクラッチバッグをおすすめします。ちょうど財布と携帯、そしてご祝儀袋くらいが入るサイズです。このタイプのバッグは、今の流行でもあるので、いろいろなシーンで使えると思います。カラーはブラックを選んでおくと、応用範囲が広いでしょう」

 


Q

「フォーマルシーンでの時計はどんなものがいいでしょう?」


A

「薄めの革バンド、色はシルバーがいいでしょう」

薄めでシンプル、シルバーのカラーで、フォーマルシーンにぴったりな時計。23万円(エベラール/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)
薄めでシンプル、シルバーのカラーで、フォーマルシーンにぴったりな時計。23万円(エベラール/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)

——タキシードやモーニングを着るとき、時計はどんなものをすればいいのでしょうか?

「シンプルで薄めのモデルがいいと思います。バンドはステンレスよりレザー製のほうがドレッシーです。色はシルバーがいいですね。ゴールドは特に弔事では避けましょう。クロノグラフなどのスポーティなタイプも、フォーマルでは、おすすめしません」

 


Q

「フォーマル関係で、何かおすすめの小物はありますか?」


A

「フォーマルこそ、その着こなしを楽しんでいただきたいのです」

フォーマルこそ、こういった小物で遊びたい。ボウタイ5000円〜(ブリッラ ペル イル グスト)、シルバーのカフリンクス5000円、スタッズのセット1万5000円(エリザベス パーカー/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)
フォーマルこそ、こういった小物で遊びたい。ボウタイ5000円〜(ブリッラ ペル イル グスト)、シルバーのカフリンクス5000円、スタッズのセット1万5000円(エリザベス パーカー/以上ビームス ハウス 丸の内☎︎03-5220-8686)

——その他に、おすすめのフォーマル用のアイテムはありますか?

「ビームス ハウス 丸の内には、多くのフォーマル小物が揃っています。ボウタイは黒が基本ですが、このような様々な柄物も揃っています。またフォーマルならではの楽しみである、カフリンクスやスタッズなども取り揃えています。私がお客様に申し上げたいのは、フォーマルスタイルの装いを楽しんで頂きたいということです。確かにルールはたくさんありますが、だからといって構えずに、ルールのなかで、遊び、楽しんでいただきたいのです」

——洋服を自分で選ぶのが苦手な方も多いと思います。津田さんご指名で、すべておまかせすることはできませんか?

「もちろん、喜んでお手伝いさせて頂きます。ただし週に二日はお休みを頂いているので、あらかじめお電話を頂戴できると助かります。『ENRICHを見た』と仰って下さい。元々私は自分で洋服を縫っておりましたから、お客様の体型によりフィットした洋服選びをお手伝いできると思います」


ビームス ハウス 丸の内

スタイルコンシェルジュ 3
エグゼクティブの集まる街、丸の内に位置する大人のためのビームス。場所柄、ビジネス需要、フォーマル需要が多く、数あるビームスの中で唯一“レンタル ドレス サービス”を行っている。またオーダーメイドのコーナーも充実しており、経験豊かなスタッフと相談しながら、ゆったりとした雰囲気の中で、生地やディテール選びを楽しむことが出来る。

東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル1F
TEL:03-5220-8686
営業時間:11:00~21:00(月~土) 11:00~20:00(日・祝)
定休日:不定休


※掲載した価格はすべて税抜き。

撮影=岡田ナツ子

松尾 健太郎 (まつお けんたろう)

THE RAKE 日本版編集長、クリエイティブ・ディレクター
株式会社世界文化社にて、月刊誌メンズ・イーエックス創刊に携わり、クラシコ・イタリア、本格靴などのブームを牽引。‘05 年同誌編集長に就任し、のべ 4 年間同職を務めた後、時計ビギン、M.E.特別編集シリーズ、メルセデス マガジン編集長、新潮社 ENGINEクリエイティブ・ディレクターなどを歴任。現在、インターナショナル・ラグジュアリー誌“THE RAKE”日本版編集長。

連載コラム

松尾健太郎

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