ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

HIKO(ひこ) 熊本からやってきた、日本一高級な店!


Q

「接客で気をつけているのは、どんな点ですか?」


A

「押さないこと、でしょうか」

エンリッチ HIKO 7

話題の高級スーツケース、テクノモンスターの品揃えは、都内随一を誇る。オロビアンコの創業者ジャコモ・ヴァレンティーニ氏が興したブランドで、カーボンファイバーなどのハイテク素材と、イタリアの伝統的職人技を併せ持つ作りが特徴。写真のモデルはカーボンに木工象嵌をはめ込んである。その美しい意匠は、まさに芸術品である。左:115万円、右:47万円(テクノモンスター/HIKO銀座店TEL.03-6264-4450 )
話題の高級スーツケース、テクノモンスターの品揃えは、都内随一を誇る。オロビアンコの創業者ジャコモ・ヴァレンティーニ氏が興したブランドで、カーボンファイバーなどのハイテク素材と、イタリアの伝統的職人技を併せ持つ作りが特徴。写真のモデルはカーボンに木工象嵌をはめ込んである。その美しい意匠は、まさに芸術品である。左:115万円、右:47万円(テクノモンスター/HIKO銀座店TEL.03-6264-4450 )

——そんなお客様に対して、どのような接客を心がけているのでしょうか?

「とにかく“押さない”こと、でしょうか? 『お似合いですよ』という言葉も簡単には言いません。ウチにいらっしゃる方は、お忙しい方が多いので、とにかくリラックスして頂くことを心がけています。ただ話をしにくるだけのお客様もたくさんいらっしゃいます。お茶を飲んで、半日店にいて、そのまま『じゃあね』とお帰りになる方も大勢いらっしゃいます」

——富裕層向けに、御社ならではのサービスはありますか?」

「ジリーやテクノモンスターなど、世界の超高級ブランドに、直接カスタムオーダーがかけられます。例えば、クロコのバッグの仕切りを取るとか、素材をシャムクロコではなく、より高級なポロサスにして欲しいなど、先方と交渉し、お客様のご希望に合った品をお作りすることができます」

——どうしても敷居が高そうに思えてしまうのですが・・・

「そんなことはありません。毎週土曜日に必ずやってくる大学生の方もいます。もちろん今までに、一度もご購入されたことはありません(笑)。ウチのお店は、美術館や博物館のようなものかもしれません。最高のものが揃っていますから、それらを見に来るだけでも、楽しんで頂けると思います」


Q

「普通の価格帯と、超高級価格帯では、トレンドに差がありますか?」


A

「高級品のほうが、かえって大人しかったりします」

HIKOがおすすめする典型的なコーディネイト。襟部分にミンクをあしらった、カシミアのブルゾン。襟はレザー製も付属し、取り替えが可能。250万円(ジリー)、カシミアのニット18万8000円(ドリアーニ)、パンツ3万8000円(ロータ)、クロコダイルをヌバック加工したシューズ(HIKO/以上HIKO銀座店TEL.03-6264-4450 )
HIKOがおすすめする典型的なコーディネイト。襟部分にミンクをあしらった、カシミアのブルゾン。襟はレザー製も付属し、取り替えが可能。250万円(ジリー)、カシミアのニット18万8000円(ドリアーニ)、パンツ3万8000円(ロータ)、クロコダイルをヌバック加工したシューズ(HIKO/以上HIKO銀座店TEL.03-6264-4450 )

——高価格帯ならではのトレンドはありますか?

「そうですね、高級品のほうがデザイン的に尖っていないと思います。皆さん長く着たいと思われていますから。素材的には、カシミア、クロコダイル、エレファントなどが人気です。ただ素材感はキラキラしておらず、すべてマットなものが人気です。余計な色味は使わず、上品に仕上げたコーディネイトがおすすめです」

——高級品は同じカシミアでも、手触りが違いますね。

「ジリーにおいては、カシミアも世界最高品質のものだけを厳選しています。中にはグァナコやチンチラとの混毛なども。ですから他のものとは全然違います。とにかく素材のよさを追求していくのが、富裕層向けファッションの特徴だと思います」

松尾健太郎

Return Top