ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

アストンマーティンが Valkyrie Spider を発表

news20210813

アストンマーティンは、2021年8月12日~15日に米国カリフォルニア州モントレーのペブルビーチで開催されるコンコース・デレガンスでアストンマーティンValkyrieの血統を次のステップへと進化させるモデル「Valkyrie Spider」を発表する。

ハイパーカーであるValkyrieのオープントップ・モデルとして開発されたValkyrie Spiderは、そのパフォーマンスでドライバーの感性を刺激し、サーキットはもちろんのこと、公道においてもF1マシンを彷彿とさせる走行体験を提供するという。

開発チームは、アストンマーティンとエイドリアン・ニューウェイにより立ち上げられたValkyrieプログラムの厳格なパフォーマンス目標とコア・エクスペリエンスを維持しながら、ラグジュアリー・オープントップ・モデルとは何かを追求する課題に取り組んだ。Valkyrieに搭載される1,155PSのハイブリッドV12パワートレインに変更はないものの、Valkyrie Spiderでは、カーボンファイバー構造に改良が加えられ、アクティブ・エアロダイナクス・システムとアクティブ・シャシー・システムのキャリブレーションが全面的に見直された。これらの対策は、ルーフを取り外した状態で走行したときでも、Valkyrie本来のパフォーマンスを発揮できるようにすることを目標としている。

Valkyrie Spiderの類まれなパフォーマンスの鍵となるのは、超軽量構造と強力なダウンフォースを発生するエアロダイナミクス・パッケージ。ティアドロップ型のコックピットを含むアッパーボディとサイドパネルは、コックピットフロアの両側を走る巨大なベンチュリ・トンネルを包み込むように輪郭を形成している。

Valkyrie Spiderの重量は、オリジナルのクーペモデルと比較してわずかな増加に抑えられ、軽快なライトウェイト・ソリューションという、同モデル本来のパッケージングを受け継いだ。ルーフを取り外した状態での最高速度は330km/h以上に達し、アストンマーティン史上最速かつもっとも過激なオープントップ・モデルとなっている。

エンリッチ編集部

Return Top