ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

【35】未公開物件で失敗しないためのポイントとは?

借入についてある程度の目途がついていれば、物件が見つかった時に「ローン条項付(ローンが付かなかったら購入しない)」で買付を入れて、すぐに金融機関と具体的な借入交渉をはじめることができます。

物件が見つかってから、金融機関を探すようでは市場のスピードに付いていけない可能性があります。

以上のように、好条件の未公開物件を手にするためには、資金面でテクニックが求められます。また、紹介してもらうためには、普段からの付き合いも関係するでしょう。

当然ながら「いい物件なら買う」といった本気度を示しておくことも肝心です。そうでないと、不動産会社もまっさきに貴重な情報を教えてくれません。こういった点を押さえながら、物件をサルベージし、購入していくことです。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

連載コラム

内藤忍

Return Top